大学概要【2022年度実施分】文章基礎力トレーニング?プログラム

法学部

文章基礎力トレーニング?プログラム
実施責任者:伊川 正樹

本プログラムの目的は、大学生として身に付けておくべき文章基礎力の養成です。そのために、学生自らが実際に課題にそって文章を作成し、添削を受けます。そのうえで教員による解説を踏まえつつ、学生同士で文章の良し悪しを議論していく予定です。主体的に考え、表現することの基礎を本プログラムにより習得することで、漠然とした考えを、より論理的に示すことができるようになるでしょう。

ACTIVITY

課題に取り組みました

2023/02/24

 10月28日から11月11日にかけて、小論文課題への取り組みを実施しました。自らの文章力がどの程度のものであるかを、小論文課題に取り組むことによって明らかにすることになります。なお、それぞれの答案は添削され、後日、返却されます。
 今年度は397名の1年生が課題を提出しました。提出率は昨年度よりも格段に向上し、約94%となりました。文章基礎力の涵養が大学生活を送るにあたって重要であるという意識が浸透している証拠と言えるかもしれません。
 1月には添削された答案をもとに、講評会が実施されます。課題への取り組みと合わせ、講評会に参加することで、自らの文章基礎力をしっかりと確認していきましょう。

小論文課題提出の案内文(一部)

小論文講評会を開催しました

2023/02/24

 2023年1月10日(金)に小論文講評会を開催しました。内容は文章表現から論の構成まで多岐に及び、参加者は自らの添削された答案と照らし合わせながら、文章を作成する際のポイントを再確認していました。
 その上で、教員同士がディスカッションを行いながら文章を論評し、よりよい文章を作成するための観点を示していきましたが、参加者はそのやりとりを聞くことで、文章作成に関して、さらに理解を深めることができたようでした。
 なお、講評会の模様はオンデマンドでも配信されています。繰り返し確認をすることで、講評会で得た知見を身につけることができるようになっています。

小論文講評会の様子

課題の解説をする松本教授(左)と仁井田准教授(右)

e-ラーニングを活用した振り返り学習

2023/02/24

 小論文講評会の終了後、大发体育官网_澳门游戏网站のe-ラーニングシステムである「webclass」に振り返り学習用のテストがアップされました。このテストにより、文章基礎力トレーニング?プログラムで得た成果をさらに自らのものとすることができるようになっています。
 文章基礎力トレーニング?プログラムは、「各自の課題に対する取り組み」、「対面による講評会」、「webによる振り返り学習」をセットにして運用してきました。多様なツールを用いたことで学習効果が高まり、参加者の皆さんも文章基礎力向上のきっかけを少しでもつかめたのではないでしょうか。
 文章作成の力は、私たちが市民として生活していくうえで欠かせないものです。このプログラムで得たことを踏まえ、今後もよりよい文章を作成するために必要なことがらを習得していきましょう。

Webによる振り返り学習のためのテストの一部

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ