大学概要【2024年度実施分】学びをつなぐプロジェクト~薬物治療マネジメントと過去、社会、そして未来をつなぐ~
薬学部
学びをつなぐプロジェクト~薬物治療マネジメントと過去、社会、そして未来をつなぐ~
実施責任者:大津 史子
薬物治療マネジメントは1-3年までの学びを、臨床現場の「症例」の上で再構築し、薬剤師として最良の薬物治療を提案することで、問題解決能力の醸成を目的としている科目である。この学びをさらに深く効果的なものにするために、入学時から蓄積した学習成果を、現在の学びと繋ぎ、近未来のAI?データサイエンスを活用する社会に繋ぐ仕組みを構築する。これにより、学習効果を深化させ、学習モチベーションの向上を促す。
ACTIVITY
社会とつなぐ:卒業生がPBLに参加し、評価や情報交換ができる仕組みの構築
2024/12/06
卒業生が評価した結果を学生が確認できる画面(画像①)
「社会をつなぐ」こころみとして、学生が薬物治療マネジメントにおいてグループで作成したケアプラン(薬物療法上の問題点に対する解決策の提示)に対し、現役薬剤師の卒業生が評価し、意見交換できる仕組みを構築した。学生自身が社会に薬物治療マネジメントの能力をアピールする場の環境整備ができた。来年度から、実際に稼働させる予定である。
現在を評価する ~自身の学びの振り返りの可視化~
2024/12/06
今年度は、社会とつなぐことを目的として活動したが、社会と繋ぐには、十分な日常の自己研鑽が必要である。そこで、薬物治療マネジメントの自己学習に利用しているe-ラーニング教材であるe-PDEの自己学習管理画面を改修し、自身の学びとそれに基づく自身の成長を可視化した。これにより、学生は自身の学修状況とその進歩を実感する事ができる様になった。
過去の学びとつなぐ ~関連する過去の学びを常に目に触れるように~
2024/12/06
プラットフォーム上の過去のまなびとのリンク
昨年度、未来とつなぐ目的で、医療におけるAIの利用や進歩を身近に意識させるプラットフォームを実装した。この中に、過去の学びも身近に意識できるように、薬物治療マネジメントと関連の深い内容の動画などを置き、さらに学ぶことのできる環境を整備した。