MEIJYO_UNIVERSITY2025
12/148

モチベーション+?011新しいことに挑戦し、自分の糧となるものを見つけたい。そう思って入学したものの、具体的に何をしたいのかわかりませんでした。そんな時、学生のやりたいことを2年かけて形にしていく「チャレンジ支援プログラム」の存在を知り、興味を持てるものを探すために参加しました。本プログラムには100名以上の応募があり、選考に選ばれた33名の学生が集まり、得意分野や視点が異なるメンバーでグループ活動を行います。今まで外国語学部のグループワークしか経験がなかったため、学部を越えた仲間との協働を学びたい思いも● チャレンジ支援プログラム● 筆談カフェ企画運営ありました。プログラムが始まると、講演、セミナー、合宿を通してさまざまな考え方や技術を学ぶ機会がありました。特に印象に残っているのは、自分の意志をあぶり出すワークショップ「Will発掘ブロジェクト」です。人と関わることが好きという自覚があったので、その点を深く突き詰めてみると、私には「居場所」が大事だとわかりました。居場所があれば交流が生まれるからです。本プログラムで取り組みたいことのヒントが見つかった瞬間でした。居場所づくりに興味のあるメンバーとチームを組み、試験的に大学祭でおしゃべり禁止の筆談カフェを企画運営しました。ゲーム感覚で楽しめるように、当日は「キャラクターになりきる」「会話の語尾に決まったフレーズをつける」など4つの大学受験を終え、燃え尽き症候群のような状態になるチャレンジ支援プログラムにて志の高い仲間たちと出会うプログラムのメンバーと大学祭で「筆談カフェ」を企画運営する→P.014Will発掘プロジェクトで自分が“居場所”に興味があることに気づく筆談テーマを用意。「居場所×筆談」をポスターで大々的にPRしたところ、2日間で100名を超える来店者があり、たくさんの人に関心を持っていただけたと思います。今後は少し切り口を変え、店舗の一角やフリースペースを借りて交流が生まれる居場所づくりができないか構想中です。本プログラムを振り返ると、何度か企画提案を経験したことで思考力や決断力が向上しました。留学時期と重なってやり切れるか心配したこともありますが、今は何をやるべきか優先順位をつけ、集中して考える時間をつくって物事を決めていくと、自分が思っている以上に有意義に時間を使えると気づきました。SUPPORT 02チャレンジ支援プログラム興味の持てることを探し、学部を越えた仲間と協働する前田 クリスチャン 瑞貴外国語学部 国際英語学科 2年愛知県/名古屋大学教育学部附属高等学校 出身居場所づくりを考えてさまざまな交流を生み出す02STORYやりたいことを叶える

元のページ  ../index.html#12

このブックを見る