MEIJYO_UNIVERSITY2025
13/148

モチベーション+?→P.014VR研究で優勝を果たす012パソコンなどのIT技術に興味があった私は情報工学に力を入れている大发体育官网_澳门游戏网站に入学。3年次にVR(バーチャルリアリティ)の研究室に入りました。そこで知ったのがIVRC(Interverse Virtual Real ity Challenge)というVRのコンテストです。私たちはVRでしかできない体験を作り出そうと考え、入れ子構造の作品「めい迷路ろ」を企画?制作しました。用意されたボール迷路を自分で動かすと、VRの世界では自分自身がボール目線で動かされるという仕組みです。このコンテストの参加にあたり、本学の「EnjoyLearningプVRでしか体験できない作品づくりに挑戦● Enjoy Learning プロジェクト● バチャ山水  IVRCを通じたVR作品の制作と同分野を学ぶ 学生とのコミュニティ形成ロジェクト」に応募しました。これは課外活動への挑戦を希望する学生たちに対し、大学が助成金を配布して、活動を支援してくれるものです。コンテストの参加には製作費や交通費がかかるため、本プロジェクトによる支援は非常に助かりました。制作で大変だったのは、すべて1から自分たちでやる、ということです。VRを学ぶ研究室とはいえ、入れ子構造の迷路をプログラミングするのは初めてのこと。またブースを制作するのにも苦労しました。「めい迷路ろ」はブース内に人が立ってボール迷路を動かすと、ボールの動きに応じて自分の足元も傾きます。こうして現実世界と仮想空間を一体化させて体感してもらうのですが、新型コロナで遠隔授業に研究室でIVRCを知る安全面では傾きはどのくらいまでにすべきかなども考えなければなりません。機械工学など分野外の知識や技術も必要となり、わからないことをみんなで調べながら制作したことは大きな学びになりました。コンテストでは全国の優秀な大学生が集まる中で最終ステージまで進出し、総合優勝を果たすことができました。会場では、他大学の学生たちとお互いの作品について意見交換する機会にも恵まれ、さまざまなアイディアをいただいたことで視野が広がり、VRについてさらに深く学んでいこうと意欲が高まりました。「EnjoyLearningプロジェクト」のおかげで、コンテストに集中でき、大きな成果を得られたことに深く感謝しています。Enjoy Learning プロジェクトに応募 メンバーと作品作りに励むIVRC2023 総合優勝SUPPORT 03Enjoy Learning プロジェクト森田 尚樹理工学部 情報工学科 4年※1愛知県/名古屋大学教育学部附属高等学校 出身※1:理工学部 情報工学科は2022年4月、 情報工学部 情報工学科に改組されました。他大学の学生とも交流し、さらに研究意欲が向上した03STORY

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る