MEIJYO_UNIVERSITY2025
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016→P.019● 海外英語研修(アメリカ)● さくっとONLINE英会話英語での対話力を身に付けたいという思いがあったものの、海外研修と聞くと外国語学部のプログラムというイメージがあり、農学部の私は参加を迷っていました。しかし本学のパンフレットを見ると、厳しい条件や高度な語学力は求められず、研修先ではレベルに応じたクラスで無理なく学べると知り、参加を決意しました。出発に向けたオリエンテーションが開催され、手厚いサポートがあるので、初めての海外渡航でも安心でした。また、大学が提供する「さくっとONLINE英会話」もフル活用。都合の良い時間にスマートフォンから予約ができ、留学準備に特化したレッスンやフリートークなど自分に合っもともと趣味を通じて海外にも興味を持っていましたが、実際に初めて同年代の海外の方と交流したのは高校3年生の時です。それまで海外の方と一対一で言葉をやり取りする経験があまりなかった私は、文化の背景も含めて話を聞く過程で自分は単に知識として、表面的な文化を知っているだけだと気づかされました。大学に入学して国際交流に携わる活動を探していたところ、スチューデントアシスタント(SA)という制度を知り、応募しました。外国人留学生が安心して楽しい学生生活を送れるようにサポートし、互いに言語を学び合ったり食事を共にしたりする中で交流を深めました。時々、私たち日本人からすると一風変わった風習も聞けることもあり楽しかったです。たコースを選んで英語力を高められます。おかげで渡航前に実践的な英語力を磨くことができました。海外研修先では、ゲームやグループワークなどの授業で、自然に対話力が培われていきました。なかなか打ち解けられなかったルームメイトとも、ある時体調を崩した私を心配して声をかけてくれたことをきっかけに、心を開いてコミュニケーションがとれるように。心機一転、アメリカ生活を謳歌できるようになりました。大学1年次に思い切って挑戦し、このような充実した体験を得ることができたことは、今後の大きな糧になるはずです。今はこの経験を活かして農学部の課外活動などにも積極的に挑戦したいという意欲に満ちています。そしてもっと英語力に磨きをかけ、長期間の留学にも挑戦してみたいです。様々な国際交流イベントがある中で、私が最も参加していたのは、大学が実施するフィールドトリップです。留学生と近辺の観光地へ赴き交流を深めるイベントで、私自身にとっても日本の知見を深める良い機会になりました。その過程では外国人留学生たちを「留学生」と括るのではなく、一人の友人として接していました。それまで自己開示が苦手な私でしたが、オープンマインドな方に対してはこちらも積極的に自己開示することができたため、人との接し方を改めて考えるきっかけとなりました。大学に入って一年間、私は主に日常的な英語に多く触れてきましたが、まだまだ誤解を招くような表現をしてしまうことがあります。そのため近い将来に研究や仕事で専門的な英語が求められることに備え、自分の主張を正確に相手に伝えられるようになることが私の当面の目標です。ここで経験したことと広がった視野を生かして、これからも成長したいと思います。SUPPORT 04海外英語研修SUPPORT 05スチューデントアシスタント→P.020奥村 有梨奈農学部 生物資源学科 1年三重県/四日市高等学校 出身オリエンテーションや英語学習手厚いサポートで初海外も安心外国人留学生のサポートを通して国際交流大学1年次の成功体験を糧に何事にも積極的にチャレンジを様々な企画が自国への知見を深める機会に05STORY友として国境なき交流を

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