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2018/05/01

次世代を牽引するインターンホリック

365日インターンシップ生

農学部 生物資源学科 4年 松浦衣里さん

「インターンシップのプロがいる!」という噂を聞きつけて会いに行ったのは、農学部4年の松浦衣里さん。昨年は1年休学してインターンシップに専念し、復学後もさらに新たなインターンシップ先で活動と人脈を広げている彼女。彼女が考えるインターンの魅力と、今後のビジョンについて聞いてきました。

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Qインターンシップにたくさん行っているそうですね。

A

大学2年の11月に、友達に教えてもらって初めてインターンシップを知りました。2月に1社目に行って「もっと本格的にインターン行きたい!」と思い、3年次は1年休学。レインウエアの営業を7ヶ月、飲食店の立ち上げに4ヶ月、1年で2社経験しました。4月に農学部に復学して、春のうちは学業に専念していたのですが、夏くらいにまた「新しいことやりたい!」と思って。世界経済フォーラム(通称ダボス会議)の下部組織「グローバルシェイパーズコミュニティ」のインターンシップに合格したので、横浜まで通っていました。

Qなぜそんなにたくさんインターンに?

A

私には率先してリーダーシップを取って学生団体立ち上げたりするスキルやマインドはありません。でも「何かを成し遂げたい人」の隣で力を発揮しながら、一緒に走ることならできると思って。それがぴったりハマった感じです。ここまでインターン行ってると「将来、独立するの?」ってよく聞かれるんですが、そうではなくて。私はアントレプレナーシップではなく、最高のフォロワーシップを出すタイプの人間なんじゃないかというのを、インターンを経験して再確認しました。

Qインターンに行って良かったことは?

A

失敗したこと!私、昔から先生に学級委員長とか任せられる、いわゆる優等生タイプで「松浦さんは、何でもそつなくこなすね!」と言われてきました。自分でも「ある程度のことはできる」と思い込んでいたんですが、社会に出たら、自分のできないことだらけで。それ自体は試練なんですが、「自分にもできないことってあるんだ!今までこんなに小さな世界で生きてたんだ」っていう発見が逆に楽しくて、「できない」ことに立ち向かうのが、だんだんクセになっていった感じです。

Qそれだけ社会を経験すると、辛いこともありますよね?

A

「もう嫌だ、辞めたい!」って毎日言ってた時期もありましたよ。なぜ辛いのか考えてみたら、そもそもそれは「人のやりたいこと」だからなんですよね。プロジェクトリーダーという肩書きでそのプロジェクトに入ったとしても、事の発端は私じゃない。誰かがやりたいことであり、自分から出てくるものではなかったから。アイデアがある人間ではないからこそ、情熱とか夢とか目標を持ってる人にとても惹かれるんですけど、その人と自分のギャップに結構苦しみました。それも、インターンに行ったからこそ気づけたことだと思います。

Q大发体育官网_澳门游戏网站のいいところは?

A

いろんなことに興味がある子が集まっている大学。総合大学だからこそ、自分が動けば、どんな人とも会えちゃうのが名城のいいところ。何か活動していれば、少しずつ出会える人も増えていくし、視野も広がっていきます。たくさんの人と会いたかったら、大发体育官网_澳门游戏网站みたいな大きな大学はとてもいいと思います。おもしろい活動をしている人もたくさんいますし、チャレンジする場や機会がたくさんあります!

Q社会に出てみた松浦さんにとって、大学はどんな存在?

A

立ち帰る場所ですね。外で活動していても「ただいま!」って戻ってこれる、戻ってきたい場所というのが私にとっては大发体育官网_澳门游戏网站。外で思いっ切り挑戦して、失敗しても、得たものを大学の中で活かせるので、大学生のうちにインターンという形で社会を経験できてよかったです。これからもどんどん活動の幅を広げて、これを次の世代につなげていくしくみをつくりたい。インターンに行って大学内に還元し、そのいい循環を巡らせていけたらと思っています。

Q夢や目標を教えてください。

A

社長になりたいとか、キャリアウーマンに!とか全く思いません。私は、結婚して自分の家庭を持ちたいというのがずっと夢。自分と家族が楽しく元気に暮らせればそれでいいんです。ただ、私自身、インターンを通じて本当に人脈が広がり、世界が広がり、自分の価値観が広がりました。現在はインターンを紹介している団体のメンターとしても活動していて、これからほかの学生にも、インターンをもっと広めていきたいと思っています。

Qインターンに行ったことがない大学生に伝えたいことは?

A

サークルとか学生生活とか、大学で夢中になることはそれぞれ違いますが、私にとってはそれがインターンでした。インターンで世界が広がると思うし、社会に出る前に本気でインターンに挑んでみることで、「私はこんな職種が向いてそう」とか「こういう理念には共感できる」など、社会に対するベースとなる価値観ができると思うんです。就職に有利になるために事務的にこなすインターンじゃなくて、学生生活を豊かにする、自分の世界を広げるための手段として、もっとインターンを活用してほしいですね。

農学部 生物資源学科 4年 松浦衣里さん

生物資源学科4年。2年冬に初めてインターンシップに出向き、それがきっかけで3年次は1年休学してインターンシップに専念。復学後の3年次夏には「グローバルシェイパーズコミュニティ」の東京ハブメンバーに選出され、日本全国で活躍する人々とともに活動をともにする。現在就活中。