2018/12/05
農学部 生物資源学科 4年 薗部憲汰さん
「誰かにとって、人生の視野を広げるきっかけになれたら」と、学生団体「Connect」を立ち上げた薗部さん。企業からの引き合いも多く、すでに複数の事業を成功に導いています。現在は、学業や学生団体の運営に加え、大阪のシェアハウスに住みながら、企業で営業のインターンもこなす多忙な彼。その志と、これからの夢について聞いてみました。
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大学2年の終わり頃、学生生活にモヤモヤしていた時期があって。なんとなく「今の生活を変えたいな」と思っていた時に知ったのが、日本一の夢の祭典「みんなの夢AWARD」でした。友達に誘われて、軽い気持ちで参加してみたのが、全ての始まりでした。そこには、大きな夢を持って、実現のために全力を尽くして行動する学生や、その夢を応援する仲間たちがたくさんいて、心が揺さぶられたんです。「ああ、ここに僕が求めてた場所があった!」と気づいた瞬間でした。
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その人たちと出会ったことで、僕自身の価値観が変わりました。夢AWARDでいい仲間に巡り会えて、その人たちのおかげで学び、刺激を受けて、心から感動して。「自分も誰かに刺激を与えられる存在になりたい」「誰かのきっかけになりたい」「もっとたくさんの人に、自分の人生の可能性に気づいてもらいたい」と考えるようになり、仲間が集い、出会い、刺激しあえる場所づくりから始めようと考え、学生団体「Connect」を立ち上げました。
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「人の輪を広げ、人生の視野を広げる」をコンセプトに、ソーシャルインパクトのある学生を呼んでイベントをしたり、交流会や食事会、スポーツ大会といったレクリエーションなど、参加者同士で交流してもらう「場所」や「機会」を提供しています。現在、運営メンバーは8人で、イベントを開催すると毎回30人以上は参加してくれるようになりました。誰かにとっての「きっかけ」になっていると感じている部分も大きく、とてもやりがいを感じています。
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学生団体を立ち上げるとき、多くの人から反発や反対があったことです。「お前には無理だ」「できるわけがない」などと、何をいっても理解されず、大変でした。それでも共感してくれる人も多く、諦めずに自分自信の信念を貫いてよかったと思います。
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漠然と始めた学生団体ではありましたが、「今の生活にモヤモヤしている」「何かを変えたい」「動き出したい」「新たな出会いで視野を広げたい」と思っている人たちは、僕の想像以上にたくさんいて、多くの人が賛同してくれるのがとても嬉しいです。「Connectのおかげで、人生が変わりました」と、涙を流しながら言われたこともあり、「僕にも誰かのきっかけになることができたんだ」と、とても大きなやりがい、生きがいを感じています。
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学生団体が大きくなってきて、いろいろな企業から声がかかるようになりました。LeaGLO社からは海外インターンシップの立ち上げの依頼があり、「愛知の学生20名を海外に連れて行く」という目標を無事達成しました。その結果、LeaGLO社からの依頼を含めて、7社からの学生集客の依頼に繋がっています。
また、別の企業からの依頼で、名古屋で「CAMPUS COLLECTION」の立ち上げにも今携わっています。10以上の大学を巻き込んだ総合文化祭のようなイベントで、来年8月開催予定です。これをきっかけに、名古屋をもっと盛り上げていきたいです!
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やりたいことは変わらず、「人にとっての居場所やきっかけを作る人になりたい」ということですね。会社や大学でもなく、自宅でもない、いわゆる“3rd Place”を作っていきたいと思っています。挑戦したくてもできない人、能力があるのに社会から認められず、自信を失っている人…。そういう人は、実はたくさんいます。でも、みんなとても強いパワーを持っています。その人の可能性を最大化していくための、小さなきっかけになれたら幸せです。
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今まであまり関わりがなく、知らなかったんですが…。大发体育官网_澳门游戏网站には、応援?支援をしてくれる職員の方がたくさんいます。学生が「挑戦」することを、全力で後押ししてくれるのは、とても心強いですね。もっと早く気づきたかったです!
学生団体「Connect」創設者、海外インターン運営、NNC 学生統括 人事ほか。学生団体の活動や「CAMPUS COLLECTION NAGOYA」事務局の運営など、ただでさえ多忙だが、実は今、大阪のシェアハウスに一定期間住みながら、通信関連の企業で営業のインターンもこなしている。三重県伊勢市出身、現在は名古屋市でひとり暮らし。
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