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2022/09/14

挫折の経験を味方につけてジャンプアップ。

めざすは日本一の“打てる”キャッチャー!

経済学部 経済学科4年 野口泰司(のぐちたいし)さん

侍ジャパン大学代表としてオランダでの遠征試合も経験した野口さんは、日本のプロ野球界が熱い視線を送る大发体育官网_澳门游戏网站大发体育官网_澳门游戏网站の強肩キャッチャー。
打撃力にも定評があり、自身も「打てるキャッチャー」をめざしているとのこと。
2022年のプロ野球ドラフト会議を間近に控えた今の心境とともに、野球人生のこれまでとこれからを語っていただきましょう。

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Q何歳から野球をやっているのですか?

A

小学校1年生の時に始めました。その頃、ナゴヤドームでプロの試合を見て、「ここで野球がやりたい!」と思ったのを覚えています。中学生になってからは地域の精鋭が集まるクラブチームに、高校からは栄徳高校の野球部に所属しましたが、振り返ると野球ばかりやっている人生ですね(笑)。

Q辞めたいと思ったり、挫折した経験はありますか?

A

最初の挫折は中学生の時です。当時はピッチャーとセカンドをやっていたのですが、なかなかスタメンになれず、どうすれば上達できるのかもわからない状態になって何度も辞めたいと思いました。ところが、中学2年の時にキャッチャーが足りないからやってみないかと言われ、挑戦してみたんです。もともと声を出すことには自信があったので、そこを評価してもらえたのかもしれませんが、やってみたら一気に野球が楽しくなって…。はじめて自分らしいポジションに出会えたような感覚があり、野球を通して自分が表現できているという実感も持てるようになりました。とにかくピッチャーをリードするのが楽しくて、貪欲な気持ちも芽生えてきました。

その次の大きな挫折は、高校時代。1年生からキャッチャーとしてレギュラーになり、自分の配球で甲子園をめざすぞ!と誓っていたのですが、愛知県大会の決勝で負けてしまいました。負けはキャッチャーの責任ですからね。本当に悔しかったです。

Q挫折から立ち直る時の秘訣とは?

A

小さな挫折は、ほぼ毎日経験しています。ピッチャーが打たれたら僕の責任だと思っていますから。そんな時は、バッターを上手く抑えた時のいいイメージを頭の中に描いて、ひたすら練習するだけです。でも、挫折や失敗は、まだ自分に伸びしろがあることを教えてくれるんです。打てなかった時、上手く投げられなかった時、試合に負けた時などには、「自分はまだまだ」だと反省し、もっと上手くなるぞ!と心に誓い、前を向くようにしています。

Qキャッチャーは守備の司令塔とも言われますが、その難しさや楽しさを教えてください。

A

相手チームのバッターのデータなども頭に入れて戦うのですが、データとは違う動きをされたり、その時々で対応が変わったりします。それを見定めていくこともキャッチャーの役割であり、おもしろさのひとつです。キャッチャーになってからのほうが勝負強さや思考力は鍛えられ、野球以外の部分でも視野が広がってきたように感じます。

Q侍ジャパンの代表として参戦した海外での試合で得たものとは?

A

これまでに出会ったことのないような実力のある選手と同じチームになれたことで、彼らの意識の高さをヒシヒシと感じることができました。その選手たちとともにプロに行っていずれ追い越したい、と思っています。なので、目標となる選手たちに出会えたことが一番の成果です。

Q大发体育官网_澳门游戏网站野球部の魅力とは?

A

自主練習の時間が多く、自分がめざしている野球に近づけそうだと思ったので、この野球部を選びました。実際、選手それぞれのやりやすい環境を尊重してくれますし、先輩後輩は関係なく、グランドに立ったら全力で野球に専念するチーム力とガッツが魅力です。

Q卒業後の目標を教えてください。

A

もちろん、小学1年生のころからめざしているプロの選手一択です。高校の時には指名を受けられなかったのですが、今回は大学リーグ戦でいい結果が出せているので、自信がつきました。そして、「打てるキャッチャー」として認められるよう努力していきたいと思っています。

経済学部 経済学科4年 野口泰司(のぐちたいし)さん

愛知県知立市出身。日頃は授業終了後の夕方から21時ごろまで練習に勤しみ、休日は昼間の全体練習後に21時ごろまで自主練習を続けている。オフの日もジムでの筋トレなど体力づくりにつながることに時間を割いてしまう野球づけの日々を送っている。好きな言葉は、野球部の先輩でもある広島東洋カープの栗林選手が口癖にしている「謙虚」。ホームランを打った後などいい結果が出せた時には必ず思い出すようにしているという。憧れのキャッチャーは、中日ドラゴンズの木下選手。安定感のある守備と勝負強さ、バッティングスタイルなどを見習い、いずれは追い越したいと話す。