移行用/ニュース 法学部が創立60周年記念式典
1950年(昭和25年)に法商学部として開設された法学部が創立60周年を迎え、11月28日、名古屋市中区の名古屋観光ホテルで記念講演会と式典、祝賀会が行われました。
約150人が参加者した式典で木村裕三法学部長は、「先輩たちの築いた伝統に支えられての60年でした。不安や疑問を消極的に考えず、エネルギーとして我 が国を担う若者たちを育てていきたい」とあいさつ。大橋正昭理事長は法学を学ぶことの意義を指摘したうえで「60年という還暦を機に新しい歴史を切り開い てほしい」、下山宏学長も「60年の歴史をさらに発展させて次世代を背負う学生たちを育ててほしい」とそれぞれ祝辞を述べました。
祝賀会では高橋祐次法学部同窓会長があいさつ。「私の入学した昭和38年(1963年)当時は15の学生寮があった。私は山形県出身だが、寮内は九州弁な ど全国各地の方言が飛び交い活気にあふれていた」と学生時代を振り返りながら「法学部はこれまでに3万5000人を超す卒業生を送りだしてきたが、永遠に 発展してほしい」とエールを送りました。この後、篠田四郎法務研究科長の乾杯の音頭で祝宴に移り、和やかな雰囲気のなかで60周年を祝いました。
式典?祝賀会に先立ち行われた「地域主権改革とローカル?ルール」をテーマにした記念講演会では中央大学法学部の礒崎初仁教授が基調講演。講演を受けて礒崎教授、都市情報学部の昇秀樹教授、法学部の安本典夫教授によるシンポジウムが伊川正樹准教授の進行で行われました。 【写真】祝賀会のあいさつで、60周年を記念して刊行された記念論文集を紹介する木村法学部長(名古屋観光ホテル那古の間で)