在学生?教職員/ニュース ボランティア協議会が静岡県磐田市で災害復興支援のボランティア
台風15号による豪雨被害の被災地で活動
ともに活動したボランティアの皆さん
本学ボランティア協議会が10月9日、台風15号の豪雨により土砂崩れなど甚大な被害を受けた静岡県磐田市で災害復興支援のボランティア活動を行いました。
ボランティア協議会は、9月23日に東海?関東地方を襲った台風15号に関連する災害の発生直後から静岡県内の被害状況の調査を開始し、10月1日には被害の大きかった静岡市清水区と磐田市の被災現場に先遣隊を派遣。支援物資として被災地から要望のあった除菌ウエットティッシュを寄贈するなどしましたが、その際に被災者から要請を受け、10月9日に磐田市平松地区で民家に流れ込んだ土砂の撤去と搬出の作業を行うことになりました。
学生7人、職員1人の計8人が早朝に大学を出発し、現地では静岡県内各地から集まったボランティアとともに作業を行いました。庭やガレージ、側溝に流れ込んだ大量の土砂をスコップなどでかき出し、一輪車で集積場まで運び出すという作業を延々と繰り返し、丸1日をかけて民家1軒の土砂搬出の大半を終えることができました。
学生とともに現地で活動した学務センターの樋口義博課長は「発災直後から学生から何かできないかとの声が上がり、先遣隊が被災地の要望を確認して回ったことが活動に結び付きました。今回担当した民家が本学卒業生のお宅だったこともあり、学生もより活動に力が入ったのではないでしょうか。復興活動はまだ続くと思いますが、学生とともに少しでも力になりたいと思います」と話していました。
磐田市社会福祉協議会によると、ボランティア活動は当分継続される予定で、ボランティア協議会では10月16日にも現地にて活動を行う予定です。
- ボランティアセンター前で準備
- 休憩時間に他のボランティアと情報交換
- 先遣隊が現地の方と情報交換
- 被災地から要望が多かったウェットティッシュを寄贈