トップページ/ニュース 本学学生チームが「大学SDGs ACTION! AWARDS 2023」で準グランプリ(ロッテ賞)を受賞
SDGsの達成に向けて大学生が課題解決のアイデアを披露するコンテスト「大学SDGs ACTION! AWARDS 2023」(朝日新聞社主催)の最終選考会が3月8日、東京都千代田区で行われ、本学からチャレンジ支援プログラムの団体「Gmash」が参加しました。
このコンテストの開催は今年で6回目で、前年を上回る99件のエントリーがあり、一次選考を通過した12組のファイナリストが最終選考に臨みました。「Gmash」は準グランプリ(ロッテ賞)を受賞しました。「Gmash」のメンバーは、弥永彩純さん(農学部生物環境科学科3年)、筆谷花さん(農学部生物資源学科3年)、弘田真一さん(経済学部経済学科3年)の3人です。
弥永さんらは、飲食店でのアルバイトの経験などから「食品ロス」を身近に感じていました。食品ロス削減に向け、実際に意識し行動に移す仕組みづくりをするため、ゲームによる「継続的」かつ「長期的」なアプローチを試み、老若男女問わず親しまれているテトリスを用い、「ロスロス」というゲームを開発しました。
「ロスロス」は、
①ブロックが食材であり、食材ごとに消費期限タイマーが設定されている
②その食材を消費期限内に消さないと、ロスゲージに溜まってゲームオーバーになってしまう
③ゲームを進めるごとにストーリーや食品ロスに関する解説がある
といったテトリスの特徴を生かし、制作しました。
今回、「ロスロス」は、テトリスという誰もが知るゲームを用い、食品ロスというテーマを楽しんで学ぶことができる点などが評価され、準グランプリ(ロッテ賞)を獲得しました。
弥永さんは「準グランプリを獲得できるとは思っていなかったので、とても嬉しい。友人、家族など周りの人がこのゲームがアプリ化されることを楽しみにしているので、技術を磨き、実現したい」、筆谷さんは「ここまでくるのにつまずくこともあったが、ロッテさんからは『食品ロスの解決に向け、一緒に頑張りましょう』とも言ってもらえた。アプリ化の実現とともに、食品メーカーへの就職を希望しているので、この経験を活かしていきたい」、弘田さんは「今回の結果を受け、色々な奇跡を感じることができた。今後も着実にプロジェクトを続けていき、このゲームを多くの人に知ってもらいたい」と話しました。