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2021.12.15

『オンライン日中交流会』 開催!

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  • #挑戦!

(写真提供:国際化推進センター)

 本学の中国?台湾の留学生と日本人学生による合同交流イベント『オンライン日中交流会』が、9月9日?16日?29日の計三回に亘り、学部や大学院を跨ぐ規模で行なわれました。

つながる、学び合う、楽しい国際交流

 交流活動では、留学生の皆さんが主体となって内容を企画し、自作の動画やスライド資料を使ってチャイニーズのソウル?フードである鍋文化や、世界的シェアを誇る人気アプリ、現代中国の流行語について、日本語で紹介した後に、ゲームを交えて交流が行なわれました。
 交流会の後、留学生からは「日本で流行っている言葉を知ることができるので、勉強になるし、皆さんと話すのはとても楽しいです!」といった感想が多く寄せられました。一方、日本人学生からは、「留学生の日本語のプレゼン能力の高さや、ネイティブが話す中国語の速度に圧倒されながら、とても良い刺激がもらえた!」との声があがりました。名古屋在住の留学生だからこそ知りうる在地のリトル?チャイナ情報など、今後の学びに繋がるモチベーションも得られ、とても有意義な時間が過ごせたようです。
 互いの国や文化にもともと関心のある人たちが集まったこの会。対話を通じてお互いの違いを学び、認めあい、心の交流にまで至るものとなりました。
 外国語学部から参加した3名の学生の体験記をご紹介します。(文責:豊田)

留学生のプレゼンテーションに聞き入る学生たち

中国で人気のAPP?日本との違いは?

流行語から今の中国が見えてくる?

チャイニーズのソウルフード:火鍋!

「中国の流行語について語りましょう」(少人数の意見交換タイム)

「チャイニーズのソウル?フードである鍋文化について話しましょう」(参加者集合写真)

参加学生の声

〇 浅見詩織さんより:
 中国人留学生との交流を通し、今まで知らなかった中国の文化や、日本との相違を学ぶことができました。フリートークでは、お互いの文化のより細かな違いについて、多くの発見や驚きをもって知ることができました。交流するなかで新たな中国文化に対する質問なども生まれ、以前よりも中国理解が深められたと思います。また留学生からの質問などを通して、自国の日本文化についても改めて考えさせられました。
 交流前は言語を話せるようになることを目標に勉強をしていました。しかし今回の交流を通して、言語はあくまでもコミュニケーションを図るためのツールであり、それ自体がゴールではないことを学びました。相手の母国語を使い交流をすることは、コミュニケーションを円滑にし、相手の文化を理解する意味からも必要であると感じました。
将来外国人の方と関わる機会は多くあると思いますが、今回の異文化交流で学んだ相手の価値観を否定しない考え方を大事にしてゆきたいです。

〇 太田葉月さんより:
 外国語の会話力は、たとえ単語や文法が分かっていたとしても口に出さなければ向上せず、発音もマスターできないと思います。私は交流会で、外国語を話すことへの恐怖心を取り除くために、積極的に中国語を使うようにしました。しかし実際のところ、言語以外に得られるものの方が多かったというのが実感です。例えば、中国人の方のプレゼンテーションや少人数での話し合いを通して、相手国の文化や習慣をとても身近に感じ、相手のバックグラウンドを理解する大切さに気づきました。また日本に関する質問にうまく答えられなかったことから、自国に対する理解も必要だと知りました。
 交流会の中で一番心残りだったのが、言語能力の欠如によって自分の考えや思いを相手に伝えられなかったことです。言いたいことが言えないもどかしさを何度も経験しました。自分の思いを伝えられるようになれば、もっと話も弾みより深く交流ができたのだと思います。ただ中国語の学び方に対する意識は大きく変わったと思います。相手が話している内容を少しでも理解しようと、より主体的に中国語学習に取り組むようになりました。この交流会で得た知識や体験を、将来仕事で存分に活かしたいです。

〇 森瀬心さんより:
 異文化交流を通じて中国での流行や食文化を学ぶだけでなく、留学生の方とのゲームなどを介して互いの距離を縮めながら、楽しみながら新しい中国語を学ぶことができました。またそうやって知った言葉を、教科書や日頃観ている中国ドラマで見かけると、嬉しくなりました。
 今回の交流で知り合った留学生の方に、おすすめの中華料理屋店を教えていただき、早速、大須にある台湾屋台と金山にある「火鍋」のお店に行ってきました。台湾屋台では「大鸡排」や「滷肉饭」はもちろん、台湾から材料を仕入れて作る「雪花冰」と呼ばれるフワフワの台湾かき氷も食べることができ、本場の味を楽しめました。また「火鍋」は辛い物が苦手な人でもおいしく食べられるように、スープの辛さを調整できることも知りました。このような食に関する異文化体験は、今回の交流があったからこそできたのだと思います。今の私の目標は、アルバイト先の中国人の先輩と中国語で会話をすることであり、滑らかな中国語で中華料理の注文ができるようになることです。
 ネイティブの方を相手に交流するうちに、日頃の中国語学習にも熱が入り、中国語検定試験では苦手だったリスニング問題で高得点を取ることができました。

なお、国際化推進センター主催で今後も交流会(WEB?一部対面)を開催する予定です。