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2023.01.31

柳沢3年ゼミ、USJにて3年ぶりのゼミ学外研修!

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  • #一生の宝物!
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外国語学部

2023年1月30日、「USJにおける映画コンテンツのアトラクション導入視察」というテーマで柳沢ゼミナール3年生が3年ぶりの学外研修を行いました。

入念な事前学習

 本年度柳沢ゼミ3年生13名は、このUSJ研修に先駆け、USJのアトラクションに導入されているさまざまな映画のなかから1作品を選び、それぞれ映画内容やテーマ、作品を面白くしている要素などについて発表をしてきました。

【USJアトラクション考察対象映画】
『スパイダーマン』、『ジェラシック?パーク』、『ジョーズ』、『ターミネーター』、『バック?ドラフト』、『ウォーター?ワールド』、『シュレック』、『ミニオンズ』、『ハリーポッターと賢者の石』、『ハリーポッターとアズカバンの囚人』『シング』、『マリオ』、『ビートル?ジュース』

映画『スパイダーマン』のプレゼンスライド

映画『スーパーマリオ』のプレゼンスライド

映画『バックドラフト』のプレゼンスライド

映画『ジョーズ』のプレゼンスライド

映画物語世界のエンターテインメント化

 今回は、そのなかいくつかのアトラクションを実際に体験することによって、映画やアニメの物語世界をどのようにエンターテインメント化しているのかについて、写真と共に指摘してもらいました。

マリオカートの中継車:通常画面越しで見ているレース映像の裏側を見せることで、マリオカートというゲーム世界により臨場感を与えている。(大野)

アニメをモチーフにした食堂:アニメ『呪術回戦』の物語世界内の食堂を想定し、登場人物にちなんだ食事を提供している。また食堂内には等身大のキャラクターも設置されており、写真撮影などこの世界観を体感できる工夫がなされている。(山口)

アミティ島の海開き看板の設置:映画『ジョーズ』には舞台であるアミティ島を宣伝する落書きされた看板が映し出されるが、それを正確に再現した看板を設置することで、ゲストに実際にアミティに訪れたような気分にさせる。(橋口)

ホグズミード村の入り口の音響:『ハリーポッター』エリアの門に入るやいなや、大音量のテーマソングが流れ、あたかも魔法界にやってきたかのように思わせてくれる。 (夏目)

ホグズミード内の雪装飾:映画『ハリーポッター』のホグズミード村は雪深い地にある設定なので、あえて雪を常設することによって、あたかも別世界にきたような臨場感を与えている。(諏訪)

古いパソコン:映画『スパイダーマン』のアトラクション館内は隅々まで映画の特定のシーンになっており、まるでそこで自分が当時の最先端のパソコンを用いて新聞記事を書いているような感覚になり、80年代のアメリカ80年代に入り込んだ気分になる。(ゾ?ジュン)

キャラクターがプリントされた小道具:『マリオ』のアトラクション内には敵キャラであるクッパがプリントされた小道具が随所にちりばめられている。これにより、観客は自分たちが挑戦者であると自然と知ることができる。(梶浦)

キャラクターキャップ:『マリオ』のキャラクターが身に着けている帽子を身に着けることによって、老若男女誰もがその物語世界への没入感を味わうことができる。(三浦)

館内の掲示類:『マリオ』館内にはアトラクションの設定を理解してもらい、お客さんがより深くこの世界観に入り込めるように設計されている。(永井)

恐竜の仕掛け:映画『ジェラシック?パーク』同様に、ジャングルの中から恐竜がいきなり飛び出してくる場面を再現し、アトラクションに迫力を与えている。(久野)

会話する絵画:映画『ハリーポッター』に登場する会話をする絵画をアトラクション館内そのまま再現することで、ここが魔法の世界であることを演習している。(市野)

レースの旗:『マリオ』館内の随所に飾られているカート?レースの旗によって、これからカート?レースが始まるというワクワク感を観客に与え、自分たちがマリオの世界にいる気持ちにさせる。(井川)

集合写真

 ただ楽しいだけでなく、アカデミックな視点で映画物語世界がどのようにエンターテインメント化されているかを体験する良い機会となりました。(文責:柳沢)