カンボジア海外研修：5日目！

2024.02.11
　カンボジア海外研修5日目は、まず世界遺産に登録されているアンコール?ワットで朝日を鑑賞しました。日中はタ?プロームやアンコール?トムといった遺跡群を巡り、夜はカンボジアの伝統芸能のアプサラダンスを観賞しながらクメール料理を堪能しました！

アンコール?ワットの日の出

学生の感想：堀田和秀

　アンコール?ワットはカンボジアの北西部、シェムリアップにあるクメール建築の最高傑作で、世界三大仏教遺跡の一つに数えられています。左右対称の巨大な寺院はクメール建築の最高傑作とされ、カンボジアの国旗にもデザインされています。朝5時にホテルを出発して遺跡からの日の出を見に行きましたが、真っ暗な中から空の色が少しずつ変わっていき朝日が昇るシーンは非常に神秘的でした。朝食後、再び訪れて見学を再開しました。写真や映像で何度も見たことはありますが、その広さは東京ドーム42個分という桁外れの大きさです。使用された石の量も膨大で、トラックや重機が存在しない時代に、どれほどの人がこんなにも大量の重量のある石材を運び、何年かけて建造したのか、好奇心を掻き立てられます。ガジュマル、ラワン、ユーカリなどの木々の緑、オウムや九官鳥などの鳥、蟻塚や蜂の巣など、自然と生き物、遺跡が融合した佇まいは実際に行ってみないとわからないでしょう。
　午後からは、タ?プローム、アンコール?トムを見学しました。アンコール?ワットを含むこれらの遺跡群は1992年に世界遺産に登録された後、日本、中国、フランス、など世界各国がその保存修復を行い、2004年には「危機に瀕した世界遺産」から解除され、現在も修復作業が続いております。何年か後にまた訪れてその進捗を確認したいと思います。
　現地のガイドさんは、豊富な知識とユーモラスな語りで私たちを楽しませてくれただけでなく、臨機応変な対応と心のこもった気遣いが感じられ、そこからもたくさんの事を学びました。