大学概要高齢者の引きこもり問題を解決するプロジェクト
こもらんびと
?高齢者の実態調査を元に、高齢者の引きこもり問題が引き起こされる原因を明らかにする
?高齢者の引きこもり問題に対する効果的な解決策を見出す
?高齢者の引きこもり問題について多くの人々に知ってもらう(情報発信、対話の場作り)
アドバイザーとの話し合いを通じた理想の姿の確立
話し合いに用いたホワイトボード
今回の話し合いを通じて、私達メンバーがこのEプロでの活動を通じて「"交流の場"と"交流の場に行きたい気持ちはあるが行く勇気が無い又は1人では行けない人"との架け橋になりたい」という明確な目標を言語化することができました。これまでメンバーそれぞれが頭の中でなんとなく思い描いていたものを言語化し、整理することができました。今後は前述のような架け橋となるために私達ができることを話し合い、積極的に行動に移していきたいと思います。
公開講座をされた先生方へインタビュー
公開講座は新聞の折込チラシや市の広報など主に紙媒体で知る高齢者が多いことが分かりました。また、リピーターや前回の参加者の友人からの誘いで来た方も多くいるそうです。ここから、情報を周知させるためには、地道にコツコツと広めていく必要があることを学びました。インタビュー前は、架け橋とは言えど具体的に何をすればよいかがあまり明確ではありませんでしたが、先生方の経験やアドバイスにより刺激を受け、やってみたいことなど様々な案がでてきました。今後は、さらにチーム内でアイデアに関する話し合いを進めていき、交流の場や公開講座をまだ利用したり参加したりしたことがない高齢者の方が行きたいと思ってもらえるような取り組みを検討し、実施していきたいです。
健康サロンに参加
講師の方とトレーニングや体操をしている様子
健康サロンに参加することで交流の場を知り、初めて参加する人に向けたお試し会の開催を検討しました。
相生高年クラブ「虹の会」が運営されている健康サロンに3回訪問しました。このサロンは月に2回開催されており、相生学区にお住まいの地域住民の方々10名ほど参加されています。参加者の中には90歳代の方もいらっしゃり、60?90歳代の幅広い世代の皆さんが仲良く、楽しそうに活動されています。様々な交流の場を見学しましたが、この健康サロンの雰囲気はまさに私たちの理想とする交流の場でした。また、私たちはこのサロンでの参加者の方とお話を通して、ほとんどの方が健康を意識してこのサロンに参加していることを知り、健康の保持?増進を目的としたサロンであれば、参加したいと思う方が一定数いるのではないかと考えました。
そこで、相生高年クラブ「虹の会」の健康サロンの運営者様に私たちの活動についてお話し、12月9日(月)に、健康サロンにまだ参加したことのない人を対象にしたお試し会を実施することが決定しました。現在はこのお試し会に向けて、チラシや事前アンケートの作成を行っています。
ふれあいサロン(まったりカフェ、ふれあいサロン、荻野さんの楽しく歌う会)に訪問
まったりカフェの看板
ふれあいサロンでは、ボッチャや麻雀を行っており、その参加人数は40人を超える大規模なものでした。まったりカフェは、お茶を飲んだりお菓子を食べたりしながら会話を楽しむ少人数向けのサロンでした。
また、荻野さんと楽しく歌う会ではピアノに合わせて、歌集に載っている昭和の名曲を歌います。
サロンによって活気さやアットホームさといった雰囲気は異なっていましたが、参加者の方が楽しそうにされていることに違いはありませんでした。今後の計画としては、これらのサロンについてまとめ、交流の場を求めているもしくは知らない方にサロンの情報を発信し、どのような人にどのような交流の場が適しているのかについて調査していきたいと考えています。