移行用/ニュース 将棋部が藤井四段?増田四段の対局を解説
将棋部が6月26日、中学生棋士藤井聡太四段の公式戦29連勝記録がかかった増田康宏四段との対局をリアルタイムで分析する差し手の検討会を行いました。天白キャンパスの部室には部員約10人が集まり、朝10時の対局開始と同時にインターネット中継を観戦しながら、両棋士の対局を見守りました。
将棋部は、2015年に開催された第46回全日本学生将棋団体対抗戦(学生王座戦)で学生日本一に輝くなど、学生将棋界の強豪ということもあってか、今回の検討会には多くの報道陣も駆けつけました。
部員らは将棋の戦況分析ソフトを活用しながら、自分たちの次手予想を交え対局を解説。時折飛び出す藤井四段や増田四段の予想外の指し手に驚きの声を上げていました。対局は12時間近くの長時間に及んだものの、学生たちは疲れをまったく感じさせず終局まで解説を行いました。
将棋部員で女流棋士の中澤沙耶さん(都市情報学部3年)は「藤井さんは保育園の頃から知っていて何回か対局しましたが、まさかここまでの人物になるとは思いもよりませんでした。中盤まで押されていたにも関わらず、終盤の巻き返しはさすがですね。同じ一門の方がこの様な記録を残してくれてとても嬉しいです。ぜひこのまま記録を更新していってほしい」とエールを送りました。