移行用/ニュース 池上彰教授と外国語学部教員が懇談
池上教授と外国語学部の教員たち
質問に答える池上教授
池上彰教授と外国語学部教員との懇談会が6月28日、ナゴヤドーム前キャンパス北館で開かれました。同学部からはアーナンダ?クマーラ学部長ら10人が出席。留学先での安全確保から学生の指導法まで50分にわたって活発に質疑が繰り広げられました。
同学部は「セカハジ留学」と銘打って2年生を海外に送り出しています。教員にとって学生の安全確保は重大事で、西尾由里教授は池上教授に体験に根差したアドバイスを求めました。池上教授は、ホテルでチェックインする時などはかばんを両足に挟んでおくこと、街を歩いていて落書きが目立ったらその地域は管理されていない場所と推測することなどを学生に指導していると答えました。発展途上国では制服を着た人を安易に信用してはならないことも挙げました。また、イスラム教の国では、断食期間中の夕方に交通事故が増える傾向も紹介しました。
宮崎新准教授は授業内容の学生への伝わりやすさについて問題提起しました。池上教授は自分の授業ではキーワードは一つ一つ板書すると説明。教員たちには、新入生にはノートのとり方や図書館の使い方を教えることを助言しました。さらに、「授業では発言するのが当たり前と1年生のうちにたたき込むことが大事」と説きました。