移行用/ニュース 学生が企画し3月11、12日にナゴヤドーム前キャンパスで「MU 気仙沼レストラン」開店
- 大漁旗で作られた法被を着た学生たち=ナゴヤドーム前キャンパスで
- 気仙沼の観光ポスターなどが張られた店内で食事をする来場者
東日本大震災から3月11日で6年がたちました。本学では発生3カ月後から宮城県気仙沼市の観光地、大島に学生を派遣する形で、被災地の復興支援を続けてきました。このボランティアに参加した学生有志が11、12の両日、ナゴヤドーム前キャンパスの学食「MU GARDEN TERRACE」で「MU 気仙沼レストラン」と銘打った食と観光のPRのイベントを開催しています。12日も正午から午後8時まで開店します。
復興に努めてきた学生たちは、今では、大島が被災地から観光地へと変貌を遂げるための観光資源発掘に努めています。今回は、学生たちが自主的に企画し、震災の風化防止にとどまらず、気仙沼の現状や新たな魅力を大学の地元の人たちに感じていただき、少しでも多くの人たちに気仙沼、ひいては東北地方に足を運んでいただくきっかけにするために開店しました。
会場は大漁旗や観光ポスターで飾り、テーブルには学生手作りの大島観光マップを張って客を迎えました。学生スタッフは気仙沼から贈られた大漁旗を使った法被を着て誘客や解説にあたりました。
ランチメニューには、気仙沼から取り寄せたメカジキを交えたパスタや気仙沼産のワカメを入れたスープなどのセット(880円)が出されました。
12 日に行われるナゴヤウィメンズマラソン の関連イベントがナゴヤドームで開かれ、近くではウオーキング大会も開催されたため、そのついでに来店した人を含め、次々と客が訪れました。
震災が起きた時刻の午後2時46分に合わせて来場者は黙祷をささげ、被災地と被災者をしのびました。菅原茂気仙沼市長からは「いつもながら皆さんの優しさに心から感謝し、この大事な一日を過ごしたいと思います」とのメッセージが寄せられました。