移行用/ニュース 大学院農学研究科の望月麻衣さんが全国きき酒大会で準優勝 日本酒研究会で鍛えた嗅覚と味覚と感性が効いた

  • 準優勝の賞状とメダルを手にする望月さん 準優勝の賞状とメダルを手にする望月さん

大学院農学研究科農学専攻1年の望月麻衣さんが、10月30日に東京で開かれた第35回全国きき酒選手権大会(日本酒造組合中央会主催)個人の部で準優勝に輝きました。望月さんは学内サークルの日本酒研究会できき酒の訓練を重ねてきたといいます。鍛えた嗅覚と味覚と感性が全国の舞台で生きました。

きき酒選手権大会は、アマチュアを対象に、各県代表者が、日本酒に関する筆記試験と、7種類の日本酒について味や香りを確かめながら判別する“きき酒”を実施し、きき酒日本一を競いました。望月さんにとって全国大会は初出場。望月さんは「決勝戦では最後に残った11人がきき酒を競いました。似たような繊細な味、香りをした7種の日本酒でのきき酒は難しかった」と振り返りました。

この大会のために望月さんは、日本酒研究会で毎週きき酒を重ねました。日本酒を10倍に希釈したもので微妙な味をきき比べ備えたといいます。準優勝の賞状とメダルを手に「お酒には強くないですが、日本酒が好きで、好きで、いろんな酒をきいて練習してきました。今までやってきたことが今回の成果につながりました。将来、酒造関係の仕事に就きたいので、この感覚を役立てたいです」と話しました。望月さんは甘口の酒が好みといい、お薦めの銘柄を尋ねると、「菊石」(愛知県豊田市)、「ほしいずみ」(同県阿久比町)、「浜福鶴」(神戸市)などが次々と挙がりました。

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