移行用/ニュース ボランティア活動の36人が気仙沼大島に到着

東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市で復興支援のボランティア活動にあたる学生ら36人が6月2日午後6時すぎ、現地に向け天白キャンパスを出発、3日 朝、現地入りしました。学務センターに入った連絡によると気仙沼市は快晴で、体調不良者もなく全員無事、フェリー乗り場に到着したそうです。

タワー75前からバスに乗り込んだのは学生30人(女子学生4人)と生活支援本部長の今西文武学務センター長、学務センター職員ら6人。バスには現地での 活動用に用意されたヘルメット、長靴、ゴーグル、マスクなどの装備品も積み込まれ、学生たちは緊張した表情で乗り込みましたが、中には5時限目(午後6時 まで)の授業を終えての参加者もありました。雨上がりのタワー75前では中根敏晴学長ら教職員や学生たち約80人が現地に向かう一行を見送りました。バス に乗り込む学生たちを前に中根学長は「学べるものは多いはず。気をつけて行ってきてください」と激励しました。

一行は車中泊で14時間後の3日午前8時に気仙沼市に到着。フェリーで気仙沼港沖の離島である大島に移動し、早速作業を始めます。人口約3000人の大島 は今回の大震災で23人が死亡、8人が行方不明となる大きな被害を受け、島の産業を支える観光資源である美しい海岸も津波で壊滅的な被害を受けました。現 地での活動は海岸のがれき撤去作業が中心となります。

本学への帰着は5日午前9時の予定です。

  • ボランティア活動のため 気仙沼に向けて出発する学生たち (6月2日午後6時、天白キャンパスで) ボランティア活動のため 気仙沼に向けて出発する学生たち (6月2日午後6時、天白キャンパスで)
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