トップページ/ニュース 都市情報学部の雑賀ゼミ生が「志プロジェクト」の成果を発表

大学と企業を結ぶ地域人材育成プロジェクト

発表会の後、記念写真に納まる雑賀ゼミ生と企業の人たち 発表会の後、記念写真に納まる雑賀ゼミ生と企業の人たち
制作したデジタルミックスの会社案内の工夫などを説明する雑賀ゼミ生 制作したデジタルミックスの会社案内の工夫などを説明する雑賀ゼミ生

都市情報学部の雑賀憲彦教授(経営戦略)のゼミ生(3~4年生)が、大学と企業を結ぶ地域人材育成プロジェクト「志プロジェクト」に取り組み、その成果を1月18日、ナゴヤドーム前キャンパスで発表しました。
志プロジェクトとは、学生が地元の企業を自ら取材し会社案内を制作する一連の過程を通して「生きた経営学」「生きた地元学」「生きた社会人基礎力」を身につけることが期待されるプロジェクトです。2015年度から、富士ゼロックス株式会社が統括事務局を担い、2018年度は全国18大学とその地元企業で展開しています。
雑賀ゼミ生は2017年度に続いての参加。2018年6月から準備を始め、富士ゼロックス愛知株式会社から紹介された5社を、4~5人からなる5グループで社内見学や社長、社員らのインタビューを行い、レイアウトや配色を工夫しながら、学生目線の会社案内を半年がかりで作りました。
5社は、株式会社錢高組(ゼネコン)、デジタルミックス株式会社(IT)、株式会社テニテオ(ウェブ、アプリサービスの企画開発運営など)、宝交通株式会社(タクシー)、山本洋品雑貨株式会社(服飾雑貨洋品の卸売販売)。会社案内はオールカラーA4判8~16ページで、ファシリテーターを務める岐阜市の株式会社コームラが印刷しました。発表会で学生たちは、グループごとに制作のコンセプトや工夫した点、学生の視点から気になること、魅力に感じたことなどを説明しました。
雑賀教授は「文字を多くせず、写真でグラフィックにレイアウトすると見やすくなる。パッと見て、人を引き付けるような会社案内が望ましい」などと講評。来年度も取り組みたいといいます。
デジタルミックスを担当した栗田将宏さん(3年)は終了後、「社員インタビューをして、自分たちの中でポイントだと思うところを意識して発表した。制作の過程で会社への電話の掛け方やメールの書き方などを学び、就活を前に参考になった」と感想を語りました。

学生目線の会社案内を半年がかりで制作

  • 完成した各社の会社案内 完成した各社の会社案内
  • 講評する雑賀教授 講評する雑賀教授
  • 制作した錢高組の会社案内について発表するグループ 制作した錢高組の会社案内について発表するグループ
  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ