トップページ/ニュース 理工学部卒業生の沖允人さんが「日本の日時計?500選」を刊行
都道府県別に日時計の写真を掲載
- 「日本の日時計?500選」を手にする沖允人さん
理工学部電気電子工学科卒業で足利工業大学名誉教授の沖允人(おき?まさと)さん(84)が写真集「日本の日時計?500選」を刊行しました。沖さんは光環境の専門家で、「日本日時計の会」副会長でもあります。日時計に関わって約15年。国内外の日時計を訪ね、写真を撮って歩いた記録を10年がかりで集大成しました。
外国編を2013年10月に「太陽をめぐる日時計の旅」として刊行し、今回は国内編です。北海道から沖縄までを9つの地方に分け、地方別?都道府県別に日時計の写真を掲載しました。近いところでは、名古屋市千種区の名古屋大学ES総合館や同市名東区の大針中央公園平和の塔の日時計などが収録されています。妻道子さん(2016年4月、77歳で死去)と旅行を兼ねて訪ねた沖縄県石垣市の石垣青少年の家などの日時計もあります。
日時計行脚をしていると、公園に設置された日時計は見つけるのが意外と大変で、管理事務所で聞いても「知らない」と返ってくることが多いといいます。「ジョギングしている人に聞いて、『見たことがある』と言われ、案内されて訪ね当てたところもあります」と沖さんは思い出を語ります。
A4判、本文343ページ。各地の景観に溶け込んだ日時計を写真で楽しむことができるほか、全国を網羅した個々の日時計の説明は付録として都道府県別にまとめました。
150部限定で1冊7000円(税金と送料は別に1000円)。申し込みは、沖さんへメール(okimasato1935@yahoo.co.jp)で。
日時計行脚の記録
- 名古屋市名東区の大針中央公園平和の塔の日時計
- 名古屋市中区の名古屋市科学館で
- 名古屋市瑞穂区の名古屋市博物館前庭で
- 宮城県塩釜市の鹽竈神社?博物館にある日本最古、林子平の日時計
バラエティーに富んだ形と周囲の景観
- 岐阜県関ケ原町の笹尾山交流館で
- 高知市の坂本龍馬記念館で
- 新潟県佐渡市の佐和田海水浴場で
- 大分県臼杵市の三浦按針上陸記念公園で