トップページ/ニュース キャリアセンターが留学前の目標設定セミナーを初開催
国際化推進センターとキャリアセンター共催の「留学前の目標設定セミナー」が7月18日、天白キャンパス共通講義棟南で開催され、これから留学を予定している1~3年生の学生ら約20人が参加しました。
これまで国際化推進センターは「セカチカセミナー」として留学の魅力を外部講師が語るセミナーを開催してきましたが、より留学の目的意識を高め、よりよい就職活動につなげてもらおうと、今回初めて、キャリアセンターと共同で留学予定学生を対象に開催しました。
前半は株式会社ディスコの渡辺剛氏から、グローバルマーケットの現状が説明され、さらに企業の求める人材については「留学した学生は語学力が強みになると考えがち。しかし、企業は語学力だけでなく留学経験を通して得られたバイタリティに期待している」と学生と企業のギャップを指摘しました。
続いて、後半では本学の卒業生で日本サムスン株式会社に勤務する柴田龍太郎さん(経営学部経営学科2017年卒業)が登壇し、在学中4回の留学経験や外資企業へ就職した経緯などを語りました。
セミナーに参加した尾嶌聖矢さん(理工学部建築学科2年)は「8月にカナダ留学を控え、語学力を上げることばかり気にしていた。セミナーを通して明確な目標をたてて留学に行きたいと思った」と意気込みを新たにしました。講師の柴田さんは「学生時代にしかできないことを探して、実行してほしい」と後輩に向けて熱いメッセージを送りました。
このセミナーは7月11日ドーム前キャンパスでも開催され、参加した学生から様々な質問が相次ぎ、留学前の意識醸成の効果が感じられました。
今後、夏期海外英語研修が終了した時期に「留学後の振り返りセミナー」として、留学で得た経験や課題を学生生活の中でどのように深堀りしていくか考える機会を提供していく予定です。
この他、キャリアセンターではグローバルに活躍する時代背景と学生の意識変化から、6月29日に国際派就職イベント「東京サマーキャリアフォーラム」への無料チャーターバスを運行。グローバル就職、留学経験者の就活支援の強化を図っています。
- 講師の柴田龍太郎さん(経営学部経営学科2017年卒業)