トップページ/ニュース 第10回卒業生教員交流会に100人が参加、親睦深める
「主体的?対話的で深い学び」で基調講演と討論
本学出身で教職にいる人たちが親睦を図り、情報交換する「第10回卒業生教員交流会」が8月24日、天白キャンパス共通講義棟北で開かれ、夏休みの先生たち約100人が参加しました。
名城ホールに集まった教員を前に小原章裕学長が「私も農学部の学生時代、教職課程を履修し、学んだことが生かされている」とあいさつ。教職センター長の曽山和彦教授が2020年度公立学校教員採用試験1次試験の本学学生の合格状況などを報告しました。
基調講演は、同センターの嶋口裕基(ひろき)准教授(教育思想専攻)が「主体的?対話的で深い学び~深い学びとは~」の題で行いました。嶋口准教授は、新学習指導要領の「深い学び」の実現には「ワクワク」する教材研究が必要で、それが子どもたちの「ワクワク」につながると説き、「これからの日本は先生方の『ワクワク』にかかっている」と結びました。学生ホールに場所を移したグループ討議は年代の近い18のグループに分かれ、基調講演を受けた「主体的?対話的で深い学び」の取り組み状況などを話し合いました。
この後、名城食堂で懇親交流会が開かれ、立花貞司理事長は「卒業生がいる企業を回っているが、本学卒業生は実務処理能力にすぐれ、我慢強くへこたれないという高い評価を得ている。これからも『大发体育官网_澳门游戏网站はいい大学だ』と言われるよう、教職協働で努力する」とあいさつ。山田弥一校友会会長の発声で乾杯しました。教員同士とあって各テーブルとも話が弾み、和気あいあいの懇談の場となりました。歓談は続きましたが、卒業生を代表して天城会会長の岡田良弘愛知県立岡崎工業高校校長が「今回の交流会はワクワクがキーワード」と言いながら感謝の言葉を述べました。最後は、武藤正美経営本部長が「今後、卒業生の業種別の会を結成するにあたり、この交流会が成功モデルになり、ワンランクアップの飛躍につながる」と締めくくりました。
武藤経営本部長「業種別の会の成功モデル」
- あいさつする小原章裕学長
- 基調講演する嶋口裕基准教授
- 懇親交流会であいさつする立花貞司理事長
- 卒業生を代表してあいさつする岡田良弘天城会会長