トップページ/ニュース 吉野彰教授が授賞式後の初授業 大学院生にノーベル賞メダルを披露
メダルチョコにサインし院生にプレゼント
メダルチョコにサインし、一人一人に手渡す吉野教授
メダルチョコの裏に書かれたサインと授賞式のあった2019年12月10日の日付
ノーベル化学賞受賞者の吉野彰大学院理工学研究科教授は12月16日、天白キャンパス共通講義棟東で、授賞式後の初授業を行いました。吉野教授は、受講する修士課程1年生にノーベル賞のメダルを見せ、メダルを模した土産のチョコレートの裏面に1枚ずつボールペンでサインをし、一人一人に手渡しました。
吉野教授は午前9時ごろキャンパスに到着。タワー75の前で車を降りると、並んだ職員から拍手で迎えられました。タワー75の2階の学生ホールに設けられた祝賀ブースを眺め、渉外部員の説明を聞いてから教室に。教室では、大学院生の拍手を受け、出口貴大さんから花束を贈られました。
吉野教授は冒頭で「メダルと賞状をもらうときにファンファーレが鳴り、感動しました」と受賞を報告し、「結構重いですよ」と言ってメダルを見せると、どよめきが起きました。
メダルチョコレートの土産はノーベル賞受賞者の定番で、吉野教授は「これまでの日本記録は1500枚でしたが、私は2000枚買って日本新記録を達成しました」と言って院生らを笑わせました。
授業の後は、メダルチョコを手にした院生一人ずつとツーショット写真に納まり、感激されていました。
受講生ならではの特典と感激
- 祝賀ブースに置かれた学生の寄せ書きを見る吉野教授
- 花束を手にする吉野教授
- ノーベル賞のメダルを見せる吉野教授
- メダルチョコをもらい笑顔の大学院生たち