トップページ/ニュース 2020年度下期職員業務改善表彰式 38件が入賞 特に優れた7件を表彰
キャリアセンター森さんのグループは3件の表彰
2020年度下期職員業務改善の表彰式が6月28日、天白キャンパス本部棟で行われ、応募のあった119件の中から38件が入賞、うち特に優れた7件(5グループ)が表彰を受けました。
5グループの代表5人が立花貞司理事長から表彰状と賞金を受け取りました。
内訳は、キャリアセンターの森康介さん(3件)、渉外部の田上瑛さん、学務センターの加藤広貴さん、理工学部事務室の西村恵さん、農学部事務室の奥田博久さん。うち、森さんと田上さん、奥田さんがそれぞれの改善の発想、内容、成果などを報告しました。
田上さんのグループの改善は、天白キャンパスの校友会館4階にある「赤﨑?天野ノーベル賞記念展示室」でのQRコードを利用した音声合成ソフトによる展示案内です。報告では「音声合成ソフトは他部署でも活用できる面白いソフト。ほかにも若い人が興味をもってくれる面白い仕掛けをしたい」と述べました。
改善の発想などを報告
- 報告する田上さん
- 報告する奥田さん
- 表彰を受ける加藤さん
- 表彰を受ける西村さん
立花貞司理事長のあいさつ
- 改善の三つの目的を説く立花貞司理事長
前回の3倍近い119件の申請があったことは改善風土が徐々に定着しつつあることを実感でき、大変うれしく思う。
業務改善の目的は三つある。
一つ目は、経営に対するプラスの効果。効率的なお金の使い方は大学の経営改善に直結する。
二つ目は、働き方改革。無駄が省かれ、残業が減少し、できた時間を家族団らんや自己研さんに充てられる。
三つ目は、変化に対応する力をつけること。環境の変化を敏感に感じ取り、もっといいやり方はないかと、常に自分の仕事を見直すこと。
私は長年、トヨタ自動車で育ってきたが、トヨタでは「改善に終わりはない」という言葉がある。これには二つの意味がある。一つは、改善のネタはいくらでもあるということ。もう一つは、改善しても、さらによくすることができるということ。
皆さんには、コミュニケーションをよくして楽しみながら改善を考える職場づくりの中心選手として活躍することを大いに期待している。