トップページ/受賞 理工学研究科の大竹未祐さんが GPS/GNSSシンポジウム2022 ビギナーズセッション 研究奨励賞 を受賞
受賞者 |
大竹未祐さん(理工学研究科 メカトロニクス工学専攻 修士課程1年 目黒研究室) |
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受賞名 |
GPS/GNSSシンポジウム2022 ビギナーズセッション 研究奨励賞 |
受賞日 |
2022年10月21日 |
受賞テーマ |
二重差を利用した衛星測位誤差のモデル化による衛星測位性能の予測の検討 |
本研究では、GPS(Global Positioning System)、GNSS(Global Navigation Satellite System)を用いた測位に対して、任意の場所における衛星測位性能を予測可能にすることを目指しています。この予測で問題になるのが、遮へい物に電波が反射などして生じる「マルチパス」であり、測位性能が劣化する主な原因になります。衛星測位を行う際はマルチパスの対策が必須となりますが、目に見えない電波の反射などの不明瞭さから、マルチパスの発生要因や測位結果に与える影響を解析することは一般的に困難とされています。そこで、二重差と地図情報からの環境情報に着目することで、マルチパスの発生の程度を解析し、任意の場所における測位性能の予測を可能にすることを目指しました。 |