在学生?教職員/ニュース 「Enjoy Learningプロジェクト」成果報告会を開催 13団体が発表
ポスターセッションやプレゼンテーションで団体間の交流を深める
学生たちの課外での多様な学びの集団活動を支援する「Enjoy Learningプロジェクト」の2022年度の成果報告会が3月8日、天白キャンパス共通講義棟南で開催されました。全13団体が講義室前でポスターセッションを行い、このうち4団体の代表が講義室でプレゼンテーションもしました。
「Enjoy Learningプロジェクト」は戦略プラン「MS-26」の事業として2016年度にスタートしました。報告会は、プロジェクトに参加した団体間の交流を図るとともに、学生や教職員の前で成果を発表することでモチベーションの向上を促進し、プロジェクトの活性化や発展につなげる目的で開催しています。
- 写真を多用したポスターも
- ポスターの前で記念撮影
- 活動を詳しく説明
- ポスターセッションに集う学生たち
代表の4団体が発表 活動の成果や今後の意気込みを語る
報告会ではまず、全13団体のポスターセッションが行われ、各団体は紙1枚にまとめたポスターの前で他の団体の学生らに活動のテーマや目的、実績、今後の展開などを紹介しました。続いて、学生や教職員ら約70人を前に、4団体が代表して9カ月間の活動の成果や今後の抱負などを発表しました。主な内容は次の通りです。
【トップリーフ】 捨てられるはずの製品に新たな付加価値を持たせる「アップサイクル」に取り組んで2年目となる今年度は、有松絞りまつりに参加したり、無印良品と共同でワークショップを開催したりした活動を紹介。「アップサイクルを通して一つのモノを長く使う社会をつくっていきたい」と力を込めました。
【Idea×Tech】 「プログラミングを学ぶ入門で何度も挫折した経験から立ち上げた」という団体で、AI開発やWEB開発などの活動内容を発表。約70人が在籍しており、対面やオンラインでの勉強会で新たな刺激を受けたり、ハッカソンへの参加やプロモーション動画の制作で他の学生コミュニティと交流して今後の方針づくりに役立ったりしたことを報告しました。
【C.L.P.T(Career Ladder Project Team)】 「国際貢献にかかわる活動をしたい」と結成し、古本回収や絵本を届けるプロジェクト、古着の回収、フェアトレード商品の販売といった活動を通して難民や途上国支援に携わってきたことを紹介。「国際貢献という言葉はハードルが高いイメージがあるが、簡単にできることもいっぱいある。ぜひ調べてやってみてください」と呼び掛けていました。
【TEAM:VR_Lab】 オリジナルのVR(バーチャルリアリティー)コンテンツを制作?発表する大会「IVRC」への参加を通じてVRへの理解を深める目的の団体で、企画立案?制作した映像「#チョキしか勝たん」を会場で流しました。大学祭でもこれを展示し、一般の参加者らから意見を聞いてハードを根本から見直し、改善につなげたことも明かしました。
- トップリーフの発表
- Idea×Techの発表
- C.L.P.T(Career Ladder Project Team)の発表
- TEAM:VR_Labの発表
「活動をアップデートして継続を」と氏田学務センター長
最後に、全団体の代表が1人ずつ活動を振り返ったり、来年度への意気込みを語ったりしました。閉会のあいさつで、報告会を主催した学務センターの氏田稔センター長(農学部教授)は「皆さんの有意義な活動をアップデートしながら継続していき、さらに後輩に引き継いでいくことも重要です」と強調しました。
- 活動を振り返る「おくすり110番」
- 活動を振り返る「Book-aid」
- 講評する氏田学務センター長
- 報告に聞き入る学生たち