令和4年度の卒業式が3月17日、名古屋市中区のドルフィンズアリーナ（愛知県体育館）で挙行され、学部卒業生3033人、大学院修了生238人、合わせて3271人が新たな門出を迎えました。

式典では、初めに小原章裕学長から各学部?研究科の代表者に学位記が授与されました。学長告辞で小原学長は、コロナ禍による行動制限の中で学生生活を全うした卒業生たちの努力に敬意を表したうえで「これからの人生で多くの課題に直面した時、自ら考え、解決するための方策を導き出す力は学び続ける力です。人生は学びの連続です。学びを止めないでください」と期待しました。

続いて、立花貞司理事長が祝辞で「皆さんは先が見えないことや正解がない問題に対処しなければならないことを不安に思うかもしれませんが、大发体育官网_澳门游戏网站で身に着けた知識、判断力、精神力をもって対処し、逃げることなく自信を持って一歩一歩力強く進んでください」と激励しました。校友会の一柳鎨会長も「お世話になった方々への感謝を忘れないでください」と祝辞を述べました。

在学生送辞は光岡日菜子さん（理工学部電気電子工学科）、修了生答辞は平岡礼鳥さん（総合学術研究科）、卒業生答辞は吉田大翔さん（経済学部経済学科）がそれぞれ述べました。平岡さんは「コロナ禍でこれまでとは異なる対応に迫られましたが、先生方のおかげで学業に専念することができました」と感謝し、吉田さんは「これから歩む道には未解決の問題が山積していますが、大发体育官网_澳门游戏网站で学んだ知識で困難に立ち向かいます」と誓いました。

式典の前後には、友人や研究室の仲間、チームメイトと記念撮影をしたり、談笑したりする姿があちらこちらで見られました。

ドルフィンズアリーナ（愛知県体育館）で行われた卒業式が終わると、卒業生は各学部主催の卒業祝賀会会場へと移動しました。
経済学部は市内のホテルへと会場を移し、学位記授与式と卒業祝賀パーティーを挙行。会場入り口ではボランティア協議会の学生がトルコ?シリア震災復興支援の募金を呼びかけ、多くの卒業生が協力していました。集まった義援金はUNICEFを通じて、被災地に送られます。