トップページ/受賞 理工学研究科の早川風花さんが ISPlasma2023/IC-PLANTS2023でBest Poster Presentation Awardを受賞

受賞者

早川 風花さん (理工学研究科 電気電子工学専攻 修士課程2年、太田貴之研究室)

受賞名

15th International Symposium on Advanced Plasma Science and its Applications for Nitrides and Nanomaterials/ 16th International Conference on Plasma-Nano Technology & Science (ISPlasma2023/IC-PLANTS2023), Best Poster Presentation Award

受賞日

2023年3月9日

受賞テーマ

Effect of Reduction Treatment on Iron Phthalocyanine / Graphene Oxide Composites Using Atmospheric Pressure Plasma

 水素をエネルギー源とした水素社会を実現するために、燃料電池に注目が集まっています。燃料電池は、燃料が水素と酸素であり、排出物は水だけというクリーンな発電装置であり、環境調和型電源としてや、自動車やバス、電車等の動力源として期待されています。従来の燃料電池に使用されている白金担持カーボンブラック触媒は高価であり、また経年劣化の抑制が求められています。これらの問題を解決するために、本研究では酸化グラフェンと鉄フタロシアニンから成る非白金複合材料を用いました。さらに、大気圧プラズマを用いた人体や環境に優しい還元技術を開発し、この材料にプラズマを照射することで触媒活性(発電特性)を向上させることができました。

 この研究成果について、 ISPlasma2023/IC-PLANTS2023で発表したところ、Best Poster Presentation Awardを受賞しました。

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