経営学部の田中武憲教授のゼミ生と橋場俊展教授のゼミ生らが7月18日、天白キャンパスタワー75の2階学生ホールで、平成28年台風第10号による水害で被災した岩手県岩泉町と、同じく令和2年7月豪雨で被災した熊本県人吉市への復興支援として、それぞれの地域の物産品のチャリティー販売を実施しました。

この取り組みは「学びのコミュニティ創出支援事業」の一環として2017年度から実施しており、売り上げのうちの利益分を被災地に寄付しています。今回のチャリティー販売に向けて、これまでに関係を築いてきた取引先などから物産品を仕入れて準備を進めました。

2022年度に3回にわたって人吉市を訪問し、2回目の出品となる橋場ゼミでは、熊本の代表的な銘菓「陣太鼓」や「焼酎もなか」、豆乳ドーナツ、「お酒のおつまみにぴったり」というキクラゲの佃煮など熊本県人吉?球磨地方の特産品をずらりと販売ブースに並べ、学生や教職員が手に取って品定めしていました。

田中ゼミが仕入れた岩手県の物産では、肉厚なシイタケや菌床、盛岡冷麺、岩泉町にある「龍泉洞」の水を使ったサイダーや炭酸水、化粧水などおなじみの特産品に加えて、「岩泉ヨーグルト」と「岩泉ヨーグルトタルト」の販売が復活。学生たちは「私たちもみんなで食べました。めちゃめちゃおいしいです」と勧めていました。

岩手県の特産品は、7月29、30日にオープンキャンパスが開催される天白キャンパスの共通講義棟南の2階でもチャリティー販売することにしています。