在学生?教職員/ニュース 学生2団体が富山県のサイクルイベントでボランティア活動
「なんとかしよまいけ」と「サイクリング同好会」 合わせて40人が参加
富山県南西部に位置する南砺市で10月8日に開催されたサイクルイベント「ツール?ド?南砺2023」に、本学の学生団体「なんとかしよまいけ」と「サイクリング同好会」がボランティアとして参加しました。前日イベントの開催や運営スタッフ、サポートライダーとして活躍して大会を盛り上げ、実行委員会からは「学生さんがいたからこそ、大成功の大会になりました」と喜ばれました。
「ツール?ド?南砺2023」を盛り上げ 「なんとかしよまいけ」は前日イベントも企画
- ラン?バイク大会のスタート
- チビッ子選手たちを誘導
「ツール?ド?南砺」は世界遺産の菅沼、相倉合掌集落で知られる五箇山地方の厳しい山道や砺波平野南部の里山など豊かな自然の中を巡るサイクルイベントで、走行距離が110km、累積で登る標高は1600mになるコースを制限時間内に走破します。過疎化が進む地域の活性化を目指したイベントで、実行委員会から「若い学生さんたちの力で大会を盛り上げてほしい」との声が南砺市出身の本学学生を通して届き、2団体が協力することになりました。
学生の課外活動を支援する「Enjoy Learning プロジェクト」に採用された「なんとかしよまいけ」(富山弁で「みんなでなんとかしよう」の意味)は、大会前日の7日にペダルのない自転車に乗って足で蹴って進む競技「ラン?バイク」の子ども向けの大会「MEIJO CUP」の開催を企画。「なんとかしよまいけ」の母体となったボランティア協議会の卒業生を含め26人が、会場となった南砺市城南屋内グラウンドで走行コースや表彰台などの設営をはじめ、当日の司会進行や選手の誘導などすべての運営を担いました。
「MEIJO CUP」には2歳~7歳の35人が出場し、年齢別のクラスに分かれて予選と決勝を行い、学生たちは「頑張れ、頑張れ」と声援や拍手を送って盛り上げました。終了後には保護者から「学生さんが1人1人に声を掛けてくれて子どもも喜び、とても温かい大会でした」との声が届きました。実行委員会との打ち合わせなどで4月から10回にわたって南砺市を訪れた代表の安楽凌真さん(法学部3年)は、参加選手とその家族、観戦者を合わせて200人余りが来場して予想以上の大成功を収めた大会を振り返り「最後までスムーズに進行できてホッとしています。来年はもっと参加者を増やしたいです」と話していました。
「サイクリング同好会」はサポートライダーとして参加者を支援
- スタートする出場者を激励
- 曲がり角などに立って誘導
約200人が参加した8日の「ツール?ド?南砺」では、「なんとかしよまいけ」の学生たちは、スタート地点のじょうはな座での開会式の司会やコース上の曲がり角などでの選手の誘導、4カ所のエイドステーションでの食べ物や飲み物の提供、ゴールの善徳寺でのチェックなどに取り組みました。立ちっぱなしで誘導にあたった学生たちは「参加者が通り過ぎるたびに声を掛けると、『ありがとう。頑張るね!』と手を振ってくれました」と、疲れも見せずに喜んでいました。
さらに、この日はサイクリング同好会の14人も加わり、8月にコースを試走した経験を生かして、走行リーダーとして集団の先頭を走ってコースを間違えないよう誘導したり、最後尾の参加者と並走して励ましたりしたほか、走行を止めた参加者の様子を確認する役割なども担いました。主将の三田竜門さん(経営学部2年)は「全員が事故もなく無事に走ることができて、サポートライダーらしいことができました。来年も呼ばれたらぜひやりたいです」と満足そうに話していました。
また、学生が運営を担った「MEIJO CUP」には、校友会富山県支部(吉村正雄支部長)が全面協力し、会場には本学の旗に加えて校友会の旗も立てるなど、参加者や地元の南砺市民に「大发体育官网_澳门游戏网站」を大いにアピール。翌日の「ツール?ド?南砺」でも、午前7時という早朝のスタートにもかかわらず、吉村支部長らが駆け付け、一斉にコースに飛び出していく参加者に大きな声援を送っていました。
- 「MEIJO CUP」の受付
- 元気にコースを駆け抜ける子どもたち
- ゴールではビデオ判定も
- 「MEIJO CUP」の司会?進行
- 決勝レースの入場はスモークで演出
- 表彰式も学生が進行
- 並走しながら選手(右)を見守るサイクリング同好会の学生
- うどんがふるまわれたエイドステーション
- 仲良く誘導
- のどかな水田の中の道を走る出場者を激励
- ゴールの善徳寺で選手たちをお出迎え
- 校友会の旗を持って激励する吉村支部長