在学生?教職員/ニュース 薬学部の佐藤弘道特任教授らが藤田医科大学の健康イベントで健康づくりを指導
約210人参加の「からだヒアリングDay」で親子体操や健康サポート体操を伝授
NHK「おかあさんといっしょ」の第10代体操のお兄さんとして知られる本学薬学部の佐藤弘道特任教授と梅田孝教授が11月25日、愛知県豊明市の藤田医科大学アセンブリホールで開催された同大主催の健康イベント「からだヒアリングDay」に講師として招かれ、参加した親子連れや地域住民ら約210人に健康づくりに役立つ運動など健康維持や元気のコツを伝授しました。
「子どもの重さは幸せの重さ。しっかり受け止めて」と佐藤特任教授
- ユーモアも交えて
- 親子体操の参加者と記念撮影
本学と連携協定を締結している藤田医科大学では本年度から、地域住民の健康づくりの支援などを行う「地域保健活動」に取り組んでいます。その一環で開催する健康イベントに向けて、本学で市民向けに公開講座「健康づくりのための健康実践教室」を開催するなど一般向けの健康支援活動に実績のある梅田教授に協力依頼があり、佐藤特任教授も加わってこの日のイベントに登場しました。
佐藤特任教授は午前の部の「ひろみちお兄さんと親子体操」で、子どもをひざの上にのせたり、抱っこをしたりしながら体を動かす体操など、親と子どもが一緒に家の中で楽しむことができる親子体操を紹介し、自らも参加者と一緒に体を動かしました。1時間近くにわたって佐藤特任教授は、ユーモアを交えて子どもたちの笑いを誘ったり、子どもを抱っこしたお父さんやお母さんには「子どもの重さは幸せの重さ。しっかり受け止めてください」などと声を掛けたりしていました。
薬学部の学生や研究生も測定や運動のサポートで協力
- 測定値の見方などを解説する梅田教授
- 健康サポート体操を指導
梅田教授は午前と午後のミニ講座で、参加者が測定した骨密度や体組成、ヘモグロビンの数値の見方や骨粗しょう症の予防法などを解説。「健康づくりには有酸素運動と筋力トレーニング、柔軟運動の三つの要素が大切」とアドバイスしました。シニア対象の午後の部の「健康サポート体操」では「畳半畳あれば健康運動ができます。一つ覚えて帰ってください」と呼び掛け、腹筋や背筋を強化する運動を実践しながら紹介しました。
「からだヒアリングDay」では薬学部健康?スポーツ科学研究室の学生や研究員ら15人も協力しました。健康に関するさまざまなチェックを行う「からだ測定」で体組成と骨密度、ヘモグロビン推定値の測定を担当。「ひろみちお兄さんと親子体操」と「健康サポート体操」ではストレッチなどでお手本を示したり、会場を回って運動を実践する参加者の動きを手助けしたりしました。
- 健康に関する測定を担う学生ら
- ストレッチなどで見本を示す学生
- 子どもを抱っこして行う体操
- 自ら手本を示す