トップページ/受賞 農学部の中尾義則准教授と農学研究科卒業生の渡辺(斉藤)史恵さんが日本ブドウ?ワイン学会2023名古屋大会で論文賞?技術賞を受賞

  • 農学部中尾義則准教授(写真右)と本学卒業生の渡辺(斉藤)史恵さん(写真左) 農学部中尾義則准教授(写真右)と本学卒業生の渡辺(斉藤)史恵さん(写真左)
受賞者 中尾義則(農学部附属農場)准教授
受賞名 日本ブドウ?ワイン学会2023年 論文賞
受賞日 2023年12月16日
受賞テーマ

土壌特性と収穫期直前のかん水がワイン用ブドウの果実品質に及ぼす影響

良いワインを醸造のためには良いブドウ生産が重要です。そこで、詳細な土壌成分解析と土壌水分制御を行い、土壌の特性や化学性とベレーゾン期(果実生理が劇的に変化する時期)の水分管理が果実品質を決める鍵になり、果実品質に与える影響は品種が異なっても同様であることを明らかにしました。この結果はブドウ生産にかかわらず、他の果樹生産にも応用できる可能性を秘めています。

受賞者 渡辺(斉藤)史恵さん(農学研究科農学専攻修了、現山梨大学助教)
受賞名 日本ブドウ?ワイン学会2023年 技術賞
受賞日 2023年12月16日
受賞テーマ

ワインの産膜汚染防止のための基礎的研究

ワイン醸造に悪影響を及ぼす汚染微生物に対する増殖および抑制成分の探索とその防除技術開発に向けた研究に対して授与されました。醸造中にはしばしば産膜汚染が発生し、味や香りの低下を引き起こします。特に日本固有のブドウ品種で発生が多く、その発生要因と防止技術開発に取り組み、安定生産と品質向上を目指しています。この取り組みはブドウ産業の発展に大きく貢献する技術です。
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