佐藤杏奈さん、櫻井千紘さん、松原佐羽香さん、前川隼風さん（経営学部３年、山岡隆志教授専門ゼミナール）

日本マーケティング学会　ポスターセッション2023 / U24ベストポスター賞

2023年10月29日

食べたいけど迷ってしまう！背徳食品の購入の可能性を高める広告内容に関する研究

本研究の目的は、相反する欲求が生じて購入時に葛藤する背徳食品の購入の可能性を高める方法を明らかにすることである。
先行研究を踏まえ、以下の３つの仮説を設定し、実証的な分析を行った。仮説は次の通りである。①罪悪感を与える商品説明により購入の可能性を高める、②広告でポジティブな気分を促すより、ネガティブな気分を促すことで購入の可能性を高める、③広告に『一日の終わりに』と提示することにより購入の可能性を高める。
その結果、広告に「悪魔的な」「ふんだんに」などの言葉を使用し、より罪悪感を与えることと、「一日の始まりに」より「一日の終わりに」という言葉を提示することで購入の可能性が高まることが明らかになった。