トップページ/ニュース 学長と記者との懇談会を開催 「NOBEL BLUE PUROJECT」など紹介
本学の近況を紹介 注目の研究?教育の3教員もプレゼンテーション
本学は12月5日、小原章裕学長とメディア各社の記者との懇談会を天白キャンパスのタワー75レセプションホールで開催しました。7回目となる今回は、小原学長が経営学部のゼミと企業との多様な連携事業など本学の近況や、開催中の「NOBEL BLUE PUROJECT」の概要を紹介しました。さらに、研究や教育で注目される教員3人のプレゼンテーションも行われました。
「赤﨑先生からは学問への飽くなき探究心を大いに感じました」と小原学長
懇談会は2021年11月に初めて開催し、今回は2024年5月に続いての開催です。小原学長は近況報告で、澤田ゼミや山岡ゼミなど経営学部の複数のゼミが株式会社ATグループやJA尾張中央、名鉄などの企業や団体とさまざまな連携事業に取り組んでいる事例を挙げて「学んだことをどうすれば活用できるかを学生たちに感じ取ってもらう授業展開を行っている」と説明しました。
続いて、リクルートが発表した「進学ブランド力調査」の「高校生の志願したい大学」ランキングで東海北陸エリア1位に、大学通信ONLINEによる卒業生2000人以上の私立大学の実就職率ランキングでも14年連続で全国1位を達成したことを紹介。「本学の教育?研究活動や卒業後も見据えたキャリア支援が評価されているものと実感している」と強調しました。
最後に、赤﨑勇特別栄誉教授と天野浩特別栄誉教授が青色LEDの発明でノーベル物理学賞を受賞してから10年を記念した企画「NOBEL BLUE PUROJECT」の概要を説明。赤﨑特別栄誉教授について「専門分野が全く異なる私の研究内容に対してもサジェスチョンをくださいました。先生の人柄だけでなく、学問に対する飽くなき探究心を大いに感じました」と思い出を語り、13日に行われる記念コンサートへの取材や来場などを呼び掛けました。
この後、3教員が注目の研究や教育についてプレゼンテーションを行いました。テーマと主な内容は次の通りです。
森龍太?都市情報学部助教「『まちづくり』×『リアル』を見聞きし?感じ?考える-観光系科目を充実した都市情報学部での取り組み」
観光が持つ魅力や可能性を自ら発掘し、まちづくりに生かすことができる人材の育成を目指した都市情報学部の充実した観光系科目の概要を紹介。大都市や地方都市の観光担当者らをゲストスピーカーに招いた講義やグループワークによる観光施策などの提案、観光施設での観光客を対象にしたフィールド調査といった具体例を提示した。
髙橋香苗?人間学部助教「現代を生きるギャルが直面する問題-ギャルママが投げかける謎を解き明かす」
ギャル系ファッションを好み、「母親らしくない」と新しい母親像として注目された「ギャルママ」に着目した研究から、依然として母親が育児の担い手で、個としての人生と親としての役割の間に生じる葛藤といった現代を生きる家族が直面する問題を提示。「家族が担っている責任と役割を分担する仕組みが必要」と指摘した。
宮田喜久子?理工学部交通機械工学科准教授「大发体育官网_澳门游戏网站から宇宙へ:小型宇宙機による挑戦」
関西大学や福井大学などと共同で研究を進め、近く国際宇宙ステーションから宇宙空間に放出される予定の超小型人工衛星「DENDEN-01」(10×10×10?)の小型軽量で省電力といった特性や、相変化蓄熱材を活用した温度安定化システムなど、宇宙空間で行う電力関係の先端技術の実験について解説した。
- 小原学長
- 森助教
- 髙橋助教
- 宮田准教授