原愛美さん、山岸愛梨さん、伊藤羽那さん、沖田祐依さん、児玉江里奈さん（経営学部3、4年、山岡隆志教授専門ゼミナール）

日本マーケティング学会　ポスターセッション2024 / U24ベストポスター賞

消費者にとって「ドキドキ」「ワクワク」は魔法の言葉！？擬態語?擬容語?擬情語の畳語を用いた広告の効果

本研究では、広告における擬態語?擬容語?擬情語の畳語（例：「ふわふわ」「すやすや」「ワクワク」など）が広告効果に与える影響を分析しました。その結果、これらの表現を用いることで購入意向が高まることが確認されました。具体的には、擬容語は処理流暢性（理解のしやすさ）および情報提供性（情報の十分さ）を媒介し、間接的に効果を発揮することが示されました。また、擬情語はこれらの両方の特徴を兼ね備えており、それぞれの語によって購入意向の高まり方が異なることが明らかになりました。これらの結果から、本研究は、広告の内容や商品特性に応じて適切な表現を選択し、使い分けることの重要性を示唆しています。