トップページ/ニュース 「NOBEL BLUE 記念コンサート」を開催
赤﨑、天野両特別栄誉教授のノーベル物理学賞授賞式から10周年を記念
青色LEDの発明で赤﨑勇特別栄誉教授と天野浩特別栄誉教授が2014年にノーベル物理学賞を受賞してから10周年を記念した特別イベント「NOBEL BLUE PROJECT」のフィナーレを飾るメイン企画「NOBEL BLUE 記念コンサート」が12月13日夜、天白キャンパス共通講義棟北の名城ホールで開催され、本学管弦楽団が響かせた伸びやかな演奏が約250人の来場者を魅了しました。
「ノーベルコンサート」で演奏されたベートーヴェンの「交響曲第7番」を再現
- 約250人が来場
- 華麗な音色を響かせる団員たち
ノーベル賞授賞式の前後は「ノーベルウィーク」と呼ばれ、現地スウェーデンではさまざまな祝賀行事が行われます。「NOBEL BLUE 記念コンサート」はその1つである「ノーベルコンサート」にちなみ、あらためて赤﨑、天野両特別栄誉教授の功績をたたえようと企画。オーボエ奏者で指揮者としても活動する寺島陽介さんの指揮で、1984年に設立されて現在、団員約50人が所属する本学管弦楽団がステージに立ちました。
赤﨑特別栄誉教授の陵子夫人や小原章裕学長らも来場し、ノーベル賞受賞時の2014年のノーベルコンサートでも演奏され、赤﨑特別栄誉教授もこよなく愛して何度もお聴きになったというベートーヴェン作曲の「交響曲第7番イ長調作品92第1楽章」からコンサートがスタート。リズミカルで生命力あふれるメロディーを奏でると、来場者はじっくりと聴き入っていました。
続いて、チャイコフスキーの「眠りの森の美女」より「眠りのワルツ」と「くるみ割り人形」より「花のワルツ」と演奏が続き、フィナーレを飾ったのが、本学の入学式や卒業式で本学管弦楽団による演奏がおなじみとなっているエルガーの行進曲「威風堂々」。クライマックスでは壮大なオーケストラの音色が、力強く、そして高らかにホールに響き渡り、会場からは盛大な拍手が沸き起っていました。
背景のスライドでは赤﨑特別栄誉教授の写真や数々の語録を紹介
演奏中、管弦楽団の後方にはスライドが映し出され、ノーベル賞受賞決定時の記者会見や授賞式の模様などの写真、学生や研究者らに向けた赤﨑特別栄誉教授らの数々の語録も紹介されました。演奏終了後、小原学長があいさつに立ち「受賞を知ったときは本当にうれしかった。赤﨑先生の学問に対するあくなき探究心、若い人たちへのサポートを覚えています」と振り返り、「そのスピリッツを引き継いでいきます」と誓いました。
この日、共通講義棟北の学生ホールでは大发体育官网_澳门游戏网站グッズや「MEIJOMARKET」の販売コーナーが設けられ、「フォトブース」ではプロのカメラマンが学生たちを撮影して人気を集めていました。さらに、共通講義棟北の正面には昼前からキッチンカーがコンサート終演後まで出店し、学生たちがたこ焼きや唐揚げ、ハンバーガーを買い求めるなど、キャンパスは夜までにぎわいを見せていました。
- 赤﨑特別栄誉教授の陵子夫人も来場
- あいさつする小原学長
- キッチンカーには長蛇の列ができる盛況ぶり
- キッチンカーで購入したハンバーガーを味わう学生たち
- フォトブースで学生を撮影するプロカメラマン
- グッズ販売のコーナーもにぎわう
- 名城ホール入り口での受付
- コンサートで司会を担当した後藤心優さん(経営学部3年)