トップページ/ニュース 都市情報学部講義「フィールド調査の方法」 調査実施後のデータ確認と提案の方向性を議論
都市情報学部の2年次開講科目「フィールド調査の方法」を受講する学生たちが、名古屋市東区「文化のみち」を中心とした観光スポットで実施したフィールド調査後となる11月20日の講義で、アンケート回答データの確認と今後の提案の方向性を議論しました。
調査データを確認し、提案の方向性をグループごとに検討?議論
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各グループの議論を見守る大野栄治教授
「フィールド調査の方法」は質的?量的なフィールド調査?社会調査の理論を学び、実際の観光地?施設などに出向いてアンケート調査を行い、データの集計?分析、プレゼンテーションを通して、社会のさまざまな課題解決に活用するフィールド調査の方法の修得を目指す講義です。
20日の講義では、11月8日に実施したフィールド調査で得られた調査データについて、調査用紙原本をもとに入力内容データを確認しました。フィールド調査でのヒアリング対象者から得られた回答内容で、例えば「観光スポットを訪問した人がその観光スポットを知らないと答えていた」状況などに対して、なぜその回答になっているかを学生は疑問に感じた様子で、そうした状況はどういう背景やパターンとしてありうるのかなどを、大野沙知子准教授や大野栄治教授らがレクチャーと助言をしました。
各グループからの今後の提案についての議論では、来訪者がどういう情報を求めているのかや、来訪者向けサービスにはどういう可能性があるのか、「文化のみち」内の移動の交通手段などについて議論している様子が見られました。今後は、調査データのデータ分析を行い、最終的に各グループの提案発表を行う予定です。
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調査データについて解説する大野沙知子 准教授
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学生グループの議論の様子


