トップページ/受賞 理工学部の市之瀬敏勝特任教授が米国コンクリート学会で最優秀論文賞を受賞
| 受賞者 |
市之瀬敏勝特任教授(理工学部) |
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| 受賞名 |
米国コンクリート学会最優秀論文賞 (Wason Medal for Most Meritorious Paper) |
| 受賞日 |
2025年10月26日 |
| 受賞テーマ |
Experimental Investigation of Size Effect on Shear Strength of Reinforced Concrete Pile Caps 鉄筋コンクリート杭頭接合部のせん断強度における寸法効果に関する実験的研究 |
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都市化の進展に伴い、世界の鉄筋コンクリート構造が巨大化していますが、巨大な構造物を実験室で再現することは困難です。小さな構造物の実験結果から大きな構造物の強度を予測するためには、構造物の寸法が強度に及ぼす影響(寸法効果)を知る必要があります。 今回は、台湾に最近設置された世界最大級の加力装置を用いて実験を行い、寸法効果に下限が存在することがわかりました。これによって今後の巨大構造物の建設が容易になると予想されます。この成果は、米国コンクリート学会ACI Structural Journalの2024年1月号で公表され、2024年に同学会から公表された全ての論文の中で分野を横断して最優秀と認められました。 |
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