移行用/ニュース BBC初日本人レポーターによるセカチカセミナー「Live the story」
大井さん(奥左)の講演を聞く学生ら=ナゴヤドーム前キャンパスで
質問に答える大井さん(奥中央)
国際化推進センターは11月13日、ナゴヤドーム前キャンパス西館2階のDW207レセプションホールで、セカチカセミナーを開催しました。「世界に近づくきっかけとなる」という意味を持つ「セカチカ」。4回目の開催となる今回は、英国放送協会(BBC)の国際ニュースサービス「BBCワールドニュース」レポーターの大井真理子さんをお迎えし、学生を中心に、教職員、一般参加者合わせて80人が参加しました。
大井さんが活躍する「BBCワールドニュース」は、世界200以上の国および地域で視聴可能な国際ニュースチャンネルで、24時間、世界の最新ニュースや、ビジネス情報、ドキュメンタリーやライフスタイル情報まで幅広いジャンルの番組を放送しています。大井さんは日本人として初のレポーターとして、シンガポールを拠点にしながら、日本を含めたアジア全域を主に取材し、番組ではプレゼンターも務めています。
セミナーは、ナゴヤドーム前キャンパス?グローバルプラザのアシスタントマネージャー山本大樹さんの司会により、第1部を講演、第2部をトークセッションとして行いました。
講演で、大井さんは「高校時代には簡単な英語の質問にも答えられず、夢もなかったが、BBCの報道を見てジャーナリストになりたいと思った」、「夢を叶えるため、海外の大学でジャーナリズムを専門的に学びながら、インターンで経験を積んだ」、「卒業後も目標に向かって積極的に行動し、ついに夢の仕事にたどり着いた」と自身の人生を語りました。
また、BBCレポーターとしての仕事について、実際に放映された映像をふんだんに使いながら紹介し、「単にニュースを伝えるのではなく、企画から取材そして放送に至るまで、カメラマンと2人で相談しながら進めている」、「視聴者のニュースの見方が変わってきており、ソーシャルメディアを利用した新たな放送にも取り組んでいる」と話しました。
講演の最後には、恩師からのアドバイス“Be bold. All they can say is No.”(「積極的になりなさい。断られるかもしれないけど、命を取られる様なことにはならないのだから」)を紹介。集まった学生に対して「恐れず行動に移すことは、とても難しいことだが、それをやりたいと想う信念と情熱を持つことが、前に進む原動力になる」と呼びかけました。
また、BBCレポーターとしての仕事について、実際に放映された映像をふんだんに使いながら紹介し、「単にニュースを伝えるのではなく、企画から取材そして放送に至るまで、カメラマンと2人で相談しながら進めている」、「視聴者のニュースの見方が変わってきており、ソーシャルメディアを利用した新たな放送にも取り組んでいる」と話しました。
講演の最後には、恩師からのアドバイス“Be bold. All they can say is No.”(「積極的になりなさい。断られるかもしれないけど、命を取られる様なことにはならないのだから」)を紹介。集まった学生に対して「恐れず行動に移すことは、とても難しいことだが、それをやりたいと想う信念と情熱を持つことが、前に進む原動力になる」と呼びかけました。
第2部のトークセッションでは、世界で働くための英語勉強方法として、自身の英語学習への取り組み方、発音の考え方とトレーニング方法を紹介。英語を使って働くために必要なこととして、自己主張すること、能動的かつ積極的に考え行動に移すこと、明確な目標を設定することを挙げました。参加者から今後の目標について質問されると、大井さんは「2020年に行われる東京オリンピックには何らかの形で関わりたい。今は、それに向け社内で活動している。ただ、二児の母親という新たな役割にも変化を感じているので、同時に何役もこなすことの難しさは感じ始めている」と答えました。
セミナー終了後には大井さんに直接質問に伺う学生もおり、参加者からは「目標を明確にもって勉学に取り組むことが大切だと感じた」、「世界で働くうえで何が必要なのか、これから何をしていく必要があるのかを知るきっかけとなった」といった声が聴かれました。
大井さんは今回のセミナーが産休からの復帰初日でしたが、すでにシンガポールに戻られ、BBCレポーターとして本格復帰されています。ナゴヤドーム前キャンパス北館2階のグローバルプラザでは、常時BBCワールドニュースが放映されていますので、今後も大井さんの活躍をぜひご覧ください。