大学概要【2019年度実施分】ロボットコンテスト参加を通じた高度メカトロニクス技術者育成教育
理工学部
本事業では,高度メカトロニクス技術者育成を目的として,ロボットコンテストの参加?入賞を目指した実践的な教育を実施する.この活動を通じて,参加学生同士,学生と教員,さらには国内外の他大学や企業との交流を通じたコミュニティを創成し,通常のカリキュラムだけでは培うことのできない,広い視野とヒューマンネットワーク有する技術者の育成を目指す.
ACTIVITY
活動報告1
2019/11/19
2019-0701
メカトロニクス工学科
教授 野々村裕
国際ナノ?マイクロアプリケーションコンテスト(i'CAN)は毎年開催され、世界各国を巡回します。MEMS (Micro Electro Mechanical Systems)技術を使ったセンサ?デバイスを活用し、新しいアプリケーションのアイデア、有用性、実現性を競う大会です。第9回i'CAN19の国内予選が4月14日(日)に仙台市で開催され、大学院生、大学生、高校生からなる、全17チームが参加しました。
大发体育官网_澳门游戏网站から4チーム、2年生が4名、3年生が7名、M1が3名、合計14名の学生が参加しました。午前は来客者への説明。午後は審査員を迎え、各チームがプレゼン、デモ、質疑応答を行いました。審査の結果、名城大チーム「STAlkeR WARS」が「最優秀ポスター賞」、「第5位入賞」を受賞しました。新しい発想、具体化のレベル、発展性が評価されました。
参加3年目ですが、「最優秀ポスター賞、第5位入賞」を受賞という良い結果が得られました。学生が自主的に提案、企画、行動、参加することで知識と技術の習得、仲間との連携、自分のアイデアの実現、発表能力の向上、更に他の学校との交流ができたことが大きな収穫となったと思います。
参加した名城大4チームは下記です。
?チーム名:STAlkeR WARS 「MM-8」学生4名
子供の後をついて行き、戸外で遊ぶ子供の様子を無線で親のスマホへ動画として送ります。そのため、子供が安全な環境でのびのび遊べます。子供が遊んでいる環境の温度、湿度をスマホに送り熱中症予防に役立てます。
?チーム名:Umbrella Security 「リズミカルロック」学生3名
一般の傘に後付する盗難防止装置です。暗証キーで傘が開かないようにし、傘に盗難防止装置が付いていることが分かるようにします。暗証キーは傘を振るリズムで作成し、施錠、解錠を行ない、楽しみながら使えるようにしました。
?チーム名:すしざむらい「パルスお寿司メーター」学生3名
子供が楽しみながら、心拍、血中酸素濃度を測定するための装置です。ゲーム装置と連動し、ゲームの中のサメに食べられないようにすると測定に必要な時間、子供が安静を保つことができます。これにより、子供が自ら病院へ行き、診察を受けたくなります。
?チーム名:仮想電脳.com「ポラリス☆ナビ」学生4名
メガネ装着型小型投影有機ELディスプレイにより、道を歩きながら、町並などの景色を見ながら目的地まで誘導してくれるナビです。目的地はスマホで入力、装置から投影された実風景に重畳された矢印と距離表示を見ながら、安全に散策できます。
以上
活動報告2
2019/11/19
参加チームとロボットの様子
開催日時 2019年11月3日
開催場所 東京海洋大学 越中島キャンパス
測位航法学会が主催しているGPS?QZSSロボットカーコンテスト2019に,理工学研究科メカトロニクス工学専攻M1滝川君,理工学部メカトロニクス工学科B4渥美君,B3保田君,B2杉山君,青木君,大竹さん,B1野呂さんが参加し,ダブルパイロンREIWA部門で参加19チーム中3位となった.
なお,ダブルパイロンREIWA部門では,20mほどのコースに設置されたパイロンの緯度経度が付与され,ロボットに搭載された衛星測位の受信機を利用して,パイロンを周回した回数を競うレースとなっている.
活動報告3
2019/12/11
マイクロマウスの操作をする江崎君
開催日時 2019年9月1日(日)
開催場所 名古屋工学院専門学校
マイクロマウス中部地区初級者大会に,メカトロニクス工学科3年生1名がロボトレース競技,1年生3名がマイクロマウスクラシック競技に出場した.ロボトレースに参加した小林君は残念ながら機体のソフトウェアが間に合わずリタイアとなった.
マイクロマウスクラシック競技参加の3名中2名は完走し,そのうちの江崎響君は3位入賞した.また,キットのマイクロマウスを用いた出場者を対象に行われるPi:Co賞も合わせて受賞しました.
活動報告4
2019/12/11
開催日時 2019年12月1日(日)
開催場所 東京工芸大学
マイクロマウス全日本大会に,本学メカトロニクス工学科1年生の星野君がマイクロマウスクラシック競技に参加した.中部地区初級者大会において,残念ながら完走することができなかったが,学生大会において完走し,全日本大会への出場権を得ての参加となった.はじめての全日本大会への参加で完走できたとともに,今後の課題を自身で感じることができ,次の挑戦に向けて,自身で設計から行うと言っておりました.