大学概要【2024年度実施分】共創型人材育成のための学部間?社会連携教育プログラム

学部?部署共同

【情報工学部?社会連携センター】共創型人材育成のための学部間?社会連携教育プログラム
実施責任者:佐川 雄二

情報工学部の学びの特色である学部間および社会連携による教育を推進するために,社会連携センターをハブとした教育プログラムを実施する.情報工学に関する知識や技術を社会課題の解決のために活用できるようにするために,様々な分野の識者,学生らと協働して正課を越えた学びの場を提供し,先見性や多様性を兼ね備えた分野横断的に活躍できる共創型人材を育成する.

ACTIVITY

大发体育官网_澳门游戏网站プログラミングコンテスト2024第1回

2024/12/12

社会課題を解決するためのサービスを実現するには,プログラミングスキルが不可欠です.情報工学部では,競技形式で楽しみながらプログラミングを学ぶことを目的に,2022年度より株式会社444および株式会社マイナビと連携してオンライン形式のプログラミングコンテストを開催しています.本プログラミングコンテストでは,株式会社444が提供するプログラミングスキルを「見える化」するツールTechFULを活用し,学生たちは90分間でさまざまなプログラミング問題に挑戦します.解答を提出すると即座にプログラムが実行され,正誤結果が判定されると共に得点が加算される仕組みとなっており,リアルタイムで順位を競い合うことが可能です.
 
2024年度第1回プログラミングコンテストは2024年6月17日(土)に開催されました.このコンテストには,プログラミング学習のモチベーション向上や外部のプログラミングコンテストへの参加練習,自分の実力確認など,さまざまな目的を持った情報工学部,理工学部,都市情報学部の学生50名が参加しました.参加者からは以下のようなアンケート回答が寄せられました.
● 去年参加した時よりもすらすら解ける問題が多く,自分の成長を実感できてうれしかった.
● 自主的にプログラミングを学ぶ良い機会になった.
● まだまだ勉強が足りないと感じたので,改めて勉強し直そうと思った.
 
これらの意見から,本プログラミングコンテストが学生たちのプログラミングスキル向上の機会を提供し,自主的な学びを促進していることが確認されました.

プログラミングコンテストの概要

コンテスト後,スクリーンショットで記念撮影

アイデア創発ワークショップ

2024/12/12

イノベーションを生み出すために必要なアイデアをどのように発想するか?その方法を学び,アイデアソンを通じて体験する「アイデア創発ワークショップ」を2024年10月26日(土)に開催しました.
昨年度に引き続き,講師はアイデアプラント代表の石井力重氏が務めました.石井氏は創造工学の研究をはじめ,ブレインストーミング?ツールの開発やアイデアソンのデザイン,ファシリテーションに加え,グーグルやマイクロソフト,NTTドコモなどの企業で創造研修を実践されています.また,本学情報工学部開講科目「創造的思考法」の非常勤講師でもある,まち楽房有限会社代表取締役の加藤武志先生も参加しました.今回のワークショップには情報工学部の1年生を中心に,理工学部の学生を含めた約200名が参加しました.
 
ワークショップは,まずアイデア発想の理論を学んだ後,「日常生活を便利にする革新的なアプリを考えよう」をテーマに,日々の生活で感じる不便や課題を解決する新しい機能やサービスを持つアプリのアイデアを提案するアイデアソンを実施しました.学生たちは何回もグループでブレインストーミングを行い,多数の独創的なアイデアスケッチを描きました.その後,ハイライト法を用いて魅力的なアイデアを抽出し,上位に選ばれたアイデアを発想した学生たちは教壇でプレゼンテーションを行い,独自性あふれる提案内容を共有しました.
 
参加した学生からは,「これまではアイデアを出すことが難しかったが,発想法やツールを使うことで考えやすくなった」「今回学んだことを活かして,学外で開催されるアイデアソンにも挑戦してみたい」といった感想が寄せられました.このように,本ワークショップは学生たちからは大変好評であり,創造的思考力の向上と新たな挑戦への意欲喚起に繋がる有意義な機会となりました.

アイデアプラント代表?石井先生

大勢の学生がアイデア発想の理論を学習

3人ブレストをしてアイデアをブラッシュアップする学生たち

高評価なアイデアをプレゼンする学生

Hack U大发体育官网_澳门游戏网站2024 キックオフ & MeetUP

2024/12/12

2018年度から毎年開催されている「Hack U大发体育官网_澳门游戏网站」.今年も開催が決定しました!
Hack UはLINEヤフー株式会社の社員によるサポートのもと,限られた期間で学生がプロダクトを自ら企画?開発し,アイデアをカタチにするイベントです.Hack U大发体育官网_澳门游戏网站では,学部?学科?学年を超えたチーム作りを重視しており,その一環としてチームビルディングを兼ねたアイデア創発ワークショップ「MeetUPイベント」を2024年11月7日(木)に情報工学部の多目的創造空間innovation hubで開催しました.
 
イベントの冒頭では,LINEヤフー株式会社の社員より「Hack U大发体育官网_澳门游戏网站2024」の概要説明が行われ,続いて昨年度の参加者がプレゼンテーション形式で経験談を共有しました.その後,アイデア創発ワークショップが開始され,今年度のテーマ「無駄から始まるイノベーション」が発表されました.参加者は普段関わる機会の少ない他学部の学生とグループを組み,アイスブレイクを経て独創的なアイデアを発想しました. その後,ハイライト法を用いて優れたアイデアを抽出し,それを基にチームビルディングを行いました.
 
今年は,情報工学部,法学部,経営学部,経済学部,理工学部,農学部,都市情報学部,理工学研究科(情報工学専攻)の学部生?大学院生に加え,愛知県立総合工科高等学校専攻科の生徒も参加し,合計16チーム79名が結成されました.これらのチームは12月21日(土)の発表?審査会に向けて約1ヶ月にわたり共同開発を行います.異なる学部や学校のメンバーが協力して取り組む共創活動の成果が期待されます!

Hack U大发体育官网_澳门游戏网站2024 キックオフ&MeetUPイベントのスタート

アイスブレイクの様子

今年のテーマについて説明するLINEヤフー株式会社の社員

ハイライト法で独創的なアイデアを評価する学生たち

大发体育官网_澳门游戏网站プログラミングコンテスト2024第2回

2024/12/12

2024年11月9日(土)に2024年度第2回プログラミングコンテストを開催しました.6月17日(土)に開催した第1回は90分間で行ったのに対し,第2回は難易度の高い問題を含む120分間の形式で実施され,情報工学部の学生20名が参加しました.
 
参加した学生からは,以下のようなアンケート回答が寄せられました.
● ランキングを通して他の学生との差を実感し,さらにプログラミングに励みたいと思いました.
● プログラミングスキルが向上したことを実感でき,とても楽しかったです.
● 夏休みにプログラミングを一生懸命勉強し,ある程度できるようになったと思っていましたが,後期に入ってプログラミングに触れていなかったため全くできなくなっていました.これを機に再び勉強し直したいと思いました.
 
これらの感想から,本プログラミングコンテストが学生の自主的な学びに大きく貢献していることが改めて確認できました.

プログラミングコンテストの概要

コンテスト後,スクリーンショットで記念撮影

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ