大学概要【2024年度実施分】学科作品?論文集「イヤーブック」の編集による総合デザイン教育

理工学部

学科作品?論文集「イヤーブック」の編集による総合デザイン教育
実施責任者:佐藤 布武

建築設計の授業で優秀な成績を修めた学生が中心となり、建築に関する年次ごとの学習成果をまとめた「イヤーブック」を編集するデザイン教育プログラム。「学部課題での優秀作品」「優秀な修士論文と卒業論文」「学生企画」などを学生編集委員会が編纂し、学年横断型建築作品?論文集を作成することで、建築のスキルを広義のデザイン手法として応用する能力を育む。学外の編集者やグラフィックデザイナーと協働し、建築学科の学びの姿を可視化するプロジェクトである。

ACTIVITY

継続発行に向けた準備中!

2024/12/28

本事業は合計6年目の最終年度です。
過去5年間を通して、冊子の創刊から誌面内容の精査を重ねてきました。
学生の学びの成果をまとめた冊子として学科の指導成果が蓄積されるとともに、
学生にとっても掲載という目標となり、
高いモチベーションを生むものとなっています。
 
事業継続に向けて、関係各所との打ち合わせを重ねています。
具体的には、建築同窓会が発行している年報(写真1)と統合することで、
同窓会誌の充実化と学科との連携を高めます。
 
学科卒業生になっても建築学科の活動成果を知る機会を創出するとともに、
OBOGへのインタビュー記事は同胞の活躍に励まされる内容です。
これらにより、卒業後も続く学びのコミュニティ創出にします。
 
(建築学科 佐藤布武)

建築同窓会が発行する年報

OBOGインタビュー記事

建築同窓会報とイヤーブックの統合に向けた編集作業実施中

2024/12/28

建築学科ではこれまで、学びのコミュニティ支援事業を活用してイヤーブックを6年間発行してきましたが、今後は自立した財源での発行を図っています。
そこで、建築同窓会が発行している会報と統合し、
建築学科と建築同窓会共同発行の形式を取ることになりました。
 
これにより、在学生はもちろん、建築学科OBOGの手元にも学生の学びの成果を届けることになります。発行部数も合計1000部から2000部に増え、卒業後も続く学びのコミュニティを創出します。
具体の章構成や内容についての検討もすすみ、
製作委員会の作業が開始されます。
 
(建築学科 佐藤布武)

誌面イメージの調整

掲載作品の選出作業も続いています

2024/12/28

学科作品?論文集「イヤーブック」には、卒業設計や卒業論文のほか、学部課題の優秀作品も掲載します。
 
建築学科では、2年生から145名の学生が設計課題に取り組みます。
2年前期では自室と近隣交流施設を、2年後期では自邸と集合住宅に取り組みます。
2年生は25名程度ごとに6クラスに分かれて、東海圏でご活躍されている著名な建築家の指導を受けることになります。
 
課題提出後には、優秀作品を選出した講評会を行い、
様々な建築家から案をブラッシュアップする指摘をもらいます。
写真はその講評会の様子です。
 
(建築学科 佐藤布武)

講評会の様子

作品が並ぶ様子

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ