大学概要【2025年度実施分】学外での活動を通じた就業力育成事業
経営学部
本事業は、職場体験、地域貢献活動、地域コミュニティーで開催される学習会、交流会への参加といった多様な学外での活動体験を通じ、参加学生の学習意欲や自己肯定感、ひいては就業力の向上を企図した取り組みです。昨今、リスキリング(学び直し)機会の必要性が叫ばれていますが、そうした機会の利用者に、主体的にスキル向上を図ろうとする態度が無ければ、掛け声倒れに終わってしまうことでしょう。本事業が、学生たちの自発的な学びを促すことに拘る背景には、こうした問題意識があります。
ACTIVITY
富山県氷見市で周遊性?回遊性向上に関するフィールドワークを実施しました
2025/06/05
5月31日~6月1日の二日間,経営学部2?3年生17名が,大发体育官网_澳门游戏网站が包括連携協定を締結している富山県氷見市を訪問,市内中心部での来訪者?観光客の周遊性?回遊性向上,立ち寄り箇所増加を目的としたフィールドワークを行いました。
令和6年能登半島地震の被災地である氷見市には,道の駅氷見「番屋街」には震災後も年間117万人(2024年度)の観光客が訪れる一方,市内の商店街や周辺の観光施設へ訪問する人が少ないことが大きな課題となっています。
そのため,学生はJR氷見駅,海浜植物園,氷見昭和館と番屋街間の新たな観光ルート?マップの製作を目的として,飲食店や観光スポットの訪問調査を行いました。
また,初日のJR氷見駅~番屋街間の調査では,小型電動モビリティ「ヒミカ」を利用して移動し,モビリティを活用した地域活性化?振興策の検討を行うとともに,二日目はJR氷見駅前で開催された「さんさんPARK」を視察,フラッグハントのイベントや地域住民や中高生と氷見駅前の活性化を検討するワークショップにも参加しました。
今後,フィールドワークで得られた情報を元にルート?マップや企画書などを作成し,前期中に氷見市へ提案する予定です。
富山県氷見市の道の駅「ひみ番屋街」で観光訪問者の意識調査とチャリティー販売を実施しました
2025/06/29
本年5月31日(土)~6月1日(日)の日程で氷見フィールドワークを実施し、経営学部の2~3年生15名が参加しました。
初日は、本学都市情報学部森研究室による「ひみ番屋街への観光訪問に関する意識調査」のお手伝いをさせていただきました。番屋街訪問者に調査協力依頼をする際、最初はおっかなびっくり声をかけていた学生らも、次第に度胸がつくとともに要領を得て、続々回答結果を持ち帰って来てくれました。
2日目は、同じくひみ番屋街にて、令和6年能登半島地震の被害を受けた氷見市復興支援のチャリティー販売を行いました。本学OBらにもサポートしていただきながら、名古屋の物産を中心とする商品の販売に汗をかきました。残念ながら現地で完売することはできませんでしたが、氷見市周辺の方々や、ひみ番屋街を訪れる方々のニーズを把握することはできましたので、この経験を次に活かしていきたいと学生たちは決意を新たにしています。
学内で氷見市復興支援チャリティー販売を実施しました
2025/07/26
本年7月15日(火)11:20~タワー75 2階学生ホールにおいて氷見市復興支援チャリティー販売を実施しました。
総勢26名の学生が参加し、販売商品の選定と発注、POPの作成、チラシの作成と配布など入念な準備を行った上で販売に臨みました。
ほたるいか素干しを皮切りに商品は順調に売れていき、終了予定時刻の14:00を待たず、13:30前には完売しました。1箱1,400円とやや高額の商品(せんべい)について売れ行きが鈍いと判断した学生たちが、1枚70円でばら売りするという臨機応変な対応をしてくれたことに成長の跡がうかがえました。
最後に、今回チャリティー販売した商品の仕入れに当たっては、校友会富山県支部役員の方に仲介いただいたおかげで迅速に、そして一括で納品してもらうことができました。校友会の皆さまのいつもながらのご厚情に記して感謝申し上げます。