理工学部/建築学科研究室紹介
設計?計画系研究室
「建築=人間の生活の器」。人間をとりまく社会動向、人間の行動?意識の法則性を捉え、最適な建築空間を創造、およびそのプロセスを計画します。
居住者?利用者の生活環境
- 高齢者の住生活を支援する社会的仕組みづくりの研究
- 住居移動?住宅需要の研究
- マンションの管理問題の研究
- 子どものための保育環境の研究
社会?地域に最適な建築?素材
- 集合住宅の共用空間?施設の研究
- 超高層住宅の居住者意識の研究
- 建築リノベーションの実践
- 地域企業と連携した建材?家具の開発
建築設計?地域計画
- 国内外設計競技への提案
- 地域性を生かした住宅設計
- まちづくりの実践
- 現代アートの創造
環境?設備系研究室
建物は、光?音?熱?空気?水を適切にコントロールすることで、初めて真に快適で、安全?安心な空間になります。また、その際に外部(都市、自然、地球)へ負の影響を及ぼさないよう、十二分に配慮することが必要です。
- 都市環境騒音の予測?評価に関する研究
- 空調設備の省エネルギー化に関する研究
- 音響模型実験による室内外の音環境評価
- 屋上緑化の熱性能に関する研究
- 室内環境(光、音)の心理生理評価実験
- 太陽熱エネルギーの有効活用
構造系研究室
建築物が存在する前提として「安全性」の確保があります。また、「構造デザイン」において「合理性」と「構造美」は密接な関係があります。これらのバランスの良い建築技術をめざす分野です。
- 高性能梁要素モデルの開発
- 低層住宅から高層木造建物までを対象とした耐震性向上に関する研究
- ハザードマップの高精度化
- コンクリート系構造物の構造デザイン/耐震設計技術の開発
- 構造解析ソフトウェアの開発
材料?生産系研究室
建築物を造るうえで必要不可欠な「材料」の性質を把握するとともに、実際に建築物を作るにはどのような「生産」の方法があるのかを考えます。
- 建設用3Dプリンティング技術に関する研究
- 建築物の劣化調査?診断技術に関する研究
- コンクリート工事の品質向上技術に関する研究
- 建築物のエイジングの最適化に関する研究
- 硬化コンクリートの破壊挙動に関する実験的?解析的研究
- ポーラスコンクリートに関する研究
- 建築材料?施工関連の教育資料の作成
歴史?意匠系研究室
建築は、つねに経験(歴史)に基づいて発展を繰り返しています。建築の創造の歴史は、同時に建築の歴史に学ぶという歴史です。この分野では、都市や集落、庭園、大工やその技術、建築家とその作品?言説、世界遺産や文化財の制度?保存活用、建築とは何かという哲学的な問いまでその対象は様々です。
- 建築技術の復原研究
- 石造架構技術の復原研究
- 日本建築の設計技術史研究
- 文化財建造物の修復技術研究
- アジアの建築設計技術史研究
- 建築評論?思想の研究