大学概要【2021年度実施分】都市型農業サボテンモデルの構築

農学部

都市型農業サボテンモデルの構築
実施責任者:近藤 歩

大发体育官网_澳门游戏网站附属農場の地元,春日井市は,サボテン実生栽培で日本一の生産量を誇り,「サボテン」を地域活性化の資源の一つとして位置付けています.私たちは,これまでの取組から,サボテンを使った新しい商品「エスニックサボーレ(サボテン入りピタパンサンド)」を考案し販売するまでに至りました.本事業では,さらに地域資源であるサボテンの普及に努めるとともに,環境問題に貢献し得る栽培システムを構築させていきます。

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ACTIVITY

あなたのもとへ,ウチワサボテン

2021/08/26

 私たちは,春日井市特産の食用サボテンの普及に努めています.世界的な気候温暖化や人口増加の問題のなかで,ニューノーマルとなる食品としても期待しています.私たちはすでに,グリーンベーカリーさんと共同で作ったサボテンのピタパンサンド「エスニックサボーレ」を発売しています.10月末までの販売予定ですので,ぜひ,お試しください.販売場所は,グリーンベーカリーブックカフェ (天白キャンパス,校友会館2F) です.

 今回は,促進活動の一環として,新しいポスターを作製しました.モデルには,本研究室の卒業生で,舞台やラジオなどで活躍されていた浅井潮さんに協力していただきました.先輩,ありがとうございます!

 ポスターやこのサイトを通じて,私たちの活動を知っていただければうれしいです.
(ノパルノ研究室 (@noparuno.labo) ? Instagram)

NHK「まるっと」で紹介:若い世代も挑戦“新サボテングルメ”

2021/11/04

 10月1日,NHK「まるっと」の番組のなかで,私たちの取り組みが紹介されました.キャンパス内の屋上でのサボテン栽培や,春日井市内のベーカリーショップ「モンシェル」さんと勝川駅前通商店街の出口さん (ジェイエヌエス株式会社 春日井さぼてんラボ&ショップ こだわり商店) と共同で開発した新しいサボテンメニュー「サボベジミートバーガー」が紹介されました.また,4年生の尾嵜君や正木さんがインタビュウーを受け,食用サボテンの普及を通じたSDGsへの活動を述べました.

左の写真が,モンシェルで発売中のサボベジミートバーガーです.春日井特産のサボテンと代替肉大豆ミートを使ったハンバーガーです.大豆ミートは韓国風にコチュジャンで味付けをしました.下の写真は,NHKで放映された画像写真です.インタビュウーを受けた尾嵜君や正木さんの他に,尾崎さんや後藤さんの実験の様子も映っています.

愛知県知事さんの今日のサボメシ?!

2021/11/04

 愛知県の大村秀章知事を表敬訪問して,春日井特産のサボテンと代替肉大豆ミートを使ったハンバーガー「サボベジミートバーガー」を試食してもらいました.今回の訪問は,来たる11月12日(金),13日(土) に金山総合駅構内で開催される「商店街逸品?名品テストマーケット2021」に,勝川駅前通商店街のご協力で「サボベジミートバーガー」が出品されることになり,このイベントのPRのために行われました.他にも県内商店街の推しの逸品?名品が,名古屋学院大学,愛知学院大学,春日井商業高校,半田商業高校の代表者から紹介されました.知事さんは,この日の昼食はもう十分に満喫されたかもしれませんね.ご試食ありがとうございました.ぜひ,みなさんも「商店街逸品?名品テストマーケット2021」にお越しください.お願いします.

知事に説明する正木さん.

試食する知事.「うーん,絶妙な味わい」

私たちサボテン仲間.尾崎さんと正木さん,そして出口さんや春日井商業高校のみなさんとともに.

知事を囲んで記念撮影. 大村知事,ありがとうございました.

サボテンが,お好きでしょ

2021/11/25

 11月20日から23日に,「あいち花マルシェ」が開催されました.私たちは,久屋大通庭園フラリエにて「多肉とみどりのマルシェ」に出店し,春日井特産の食用サボテンを使ったピタパンサンド「エスニックサボーレ」を販売しました.21日にはなんと大村知事も来店され,県庁訪問以来の再会です.もちろん,エスニックサボーレも食べていただきました.期間中に用意したものは完売しましたよ.大村知事ありがとうございました.
 愛知県は園芸が盛んなところ.また,「名古屋めし」と言われるように,ちょっとユニークな食文化も育っています.サボテンを通じた私たちの活動が,元気なまちづくりのお役に立てることを願っています.

こっちですよ~.

ふむふむ,なるほど,見定めて.

一歩踏み出す,三河武士!

みんなが元気に,みんなが笑顔で,
エスニックサボーレ!
大村知事,ありがとうございました.

新しい可能性を求めて,現場に立つ.

2021/12/07

 現在,私たちは,春是産業株式会社 (犬山市) から提供される廃瓦を活用した園芸資材の利用法を,環境土壌学研究室の村野先生らとともに検討しています.廃瓦は,建物の解体時に排出される瓦の廃材であり,近年では,それらをさらに小さく砕石することで,建築資材として再利用されています.
 今回 (11月25日),私たちは,春是産業を訪問し,伊藤理一社長から砕石過程の説明を受けました.「再利用」?「リサイクル」は,よく耳にする言葉ですが,実際の砕石場を見聞することで,環境産業の基盤を垣間見ることができました.伊藤社長をはじめ春是産業の皆さま,ありがとうございました.
 現場に立つことは,多角的な視野を養い,新しい発想へと導いてくれます.ここでも出会った「あ,そうだ!」を,私たちのプロジェクトに生かしていきます.乞うご期待.

小さく摩砕された廃瓦.

運ばれてきた廃瓦.

ふるいに掛けられ,集積された廃瓦.

砕石場.

最新の移動式砕石ふるい機.

作業の流れを確認する新美君と原田君.

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