大学概要【2024年度実施分】映像制作を糸口に地球公共財(Global Public Goods)の形成を推進する担い手の育成

経済学部

映像制作を糸口に地球公共財(Global Public Goods)の形成を推進する担い手の育成
実施責任者:谷村 光浩

谷村光浩ゼミでは、国際開発?協力に関心を寄せるゼミ生が、貧困削減、開発教育等の課題を主体的に探究しています。特に2016年度からは「持続可能な開発目標」(SDGs)もベースに、国際機関や公益社団法人等の映像コンテストへの作品づくりにも取り組んできました。2024年度からは、「ポストSDGs」時代も視野に入れ、「地球公共財」の形成を推進する担い手の育成を、クリエイティブな映像づくりを通じて展開します。

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ACTIVITY

第20回ACジャパン広告学生賞「新聞広告部門」 優秀賞受賞報告

2024/04/05

2023年度後半、谷村光浩ゼミナールでは、次代を担う若者が広告制作を通じて「公」への意識を培うことを目的に実施されている「第20回ACジャパン広告学生賞」への応募をめざし、作品づくりを進めてきました。そして、新聞広告部門1作品につきましては、大変ありがたいことに「優秀賞」受賞にいたりました。

 
新型コロナ禍の困難な時期を通じて、「ACジャパン広告学生賞」を企画?運営くださいました関係各位には、改めて心より感謝申し上げます。
 
【新聞広告部門】 優秀賞 
■作品名?制作スタッフ
色眼鏡
山本希世子 橋本京佳
■作品テーマ 
偏見
■企画意図?ねらい
自らが偏見を持っているとは、誰も思っていないのでは?
でも、誰しも偏見を持っている。それは、誰も避けられない。たとえば、無意識も含めたとすれば...
この問題は、そうした自分に気づいていないことから生じている。
誰もが、それぞれに「色眼鏡」をかけていることに気づけば、社会が変わり始めるのでは...
「かけてますよ、あなた」
 
□ACジャパン広告学生賞
https://www.ad-c.or.jp/campaign/cm/recruit.html
 
□大发体育官网_澳门游戏网站 学びのコミュニティ (2023年度)
E=mc? for SDGs(Empowerment = movie×creative conception for Sustainable Development Goals)
自らの着想を映像で発信できる、「持続可能な開発目標」(SDGs)のための人づくり
/about/ms26/manabi/activity/detail_28722.html

「色眼鏡」 画像素材 (2023.12.27)

ACジャパン広告学生賞 表彰式にて (2024.03.27)

ACジャパン広告学生賞「新聞広告部門」優秀賞受賞 (2024.04.04)

第20回ACジャパン広告学生賞「テレビCM部門」 奨励賞受賞報告

2024/05/02

2023年度後半、谷村光浩ゼミナールでは、次代を担う若者が広告制作を通じて「公」への意識を培うことを目的に実施されている「第20回ACジャパン広告学生賞」への応募をめざし、作品づくりを進めてきました。そして、テレビCM部門1作品につきましては、大変ありがたいことに「奨励賞」受賞にいたりました。

新型コロナ禍の困難な時期を通じて、「ACジャパン広告学生賞」を企画?運営くださいました関係各位には、重ねて心より感謝申し上げます。

【テレビCM部門】 奨励賞 
■作品名?制作スタッフ
こんなこと、ありえない
三本木皓芽 大洞慶悟 坪内虹輝 岡村碧透
■作品テーマ 
世界をより良く
■企画意図?ねらい
みんなも人生を歩む中で、辛いことや悩んだりすることがたくさんあると思います。
苦しんでいるとき、ささやかであっても思いやりのある行動によって、心が救われることがあります。
自分ごとのように人に寄り添い、気持ちを理解し合える......
そんな社会になってほしいと願って、この作品を制作しました。


□ACジャパン広告学生賞
https://www.ad-c.or.jp/campaign/cm/recruit.html


□大发体育官网_澳门游戏网站 学びのコミュニティ (2023年度)
E=mc? for SDGs(Empowerment = movie×creative conception for Sustainable Development Goals)
自らの着想を映像で発信できる、「持続可能な開発目標」(SDGs)のための人づくり
/about/ms26/manabi/activity/detail_28722.html

「こんなこと、ありえない」 画像素材 (2024.01.24)

ACジャパン広告学生賞「テレビCM部門」奨励賞受賞 (2024.05.01)

2024年6月3日 オンライン講演会
ハビタットひろば「廃レンガや瓦を利用した舗装材で循環型都市を目指す」 受講報告

2024/06/14

五十嵐翔星 (経済学科3年)
横江俊 (産業社会学科2年)

2023年9月、国連ハビタット福岡本部では、環境技術専門家国際会議「気候変動に適応した持続可能なまちづくり」を開催。その際、ラリトプル(ネパール)の副市長からは、「年々増加する雨季の洪水、地震等の災害や急激な都市開発によって発生する建設瓦礫の廃棄」に関わる諸課題が示されたそうです。そして、その解決にむけた具体的な取り組みとして、経済産業省『適応グッドプラクティス事例集』に紹介された、株式会社エコシステム (本社: 石川県能見市)の「リサイクル材を活用した透水?保水効果の高い舗装材の試験施工」が、ラリトプル市にて今年1月に行われました。

2024年6月3日、国連ハビタット福岡本部?福岡県国際交流センター主催のオンライン講演会では、株式会社エコシステム代表取締役髙田実氏 (聞き手: 国連ハビタット福岡本部 本部長補佐官星野幸代氏) が、「廃レンガや瓦を再利用した舗装材で循環型都市を目指す」という主題のもと、当該事業の概要などをご教示くださいました。

ネパールでは、建物の多くにレンガが使われています。「レンガはネパールの歴史?文化?誇り」であり、「建築資材(費)としても優秀」であるため、上述のような問題を抱えながらも多用され、「廃レンガの大量発生」が止まないとのこと。そこで、建設廃材を「透水?保水舗装材」や「透水?保水ブロック」として活用するノウハウが現地に提供され、産業廃棄物の不法投棄、ヒートアイランド現象の解消を含む地域環境の改善や、そうした機能性舗装材の「地産地消」によるCO?の大幅な削減といった気候変動対策にもつなげようとの試みが、現地パートナーの方々とともに進められました。

なお、今回のハビタットひろばにおいては、このような瓦?レンガのリサイクル技術と、以前のオンライン講演会にてご紹介のございました(株)大建が推進されている「地下に設けた砕石層に雨水を貯水する」工法との組み合わせも話題にのぼりました (2020年12月1日 オンライン講演会 ハビタットひろば「福岡の企業技術でケニアの難民居住区に安定した水を!」受講報告 [https://wwwecono.meijo-u.ac.jp/top_news/20201201.html] ご参照ください)。

私たちの身の回りにある建設資材などは、暮らしを豊かにしてくれますが、いつか廃棄しなければならない時がくる(ともすると、諸要因により想定よりも時期が早まる)ということを改めて認識しました。私たちが、何かを生産?使用する際には、それをやむなく廃棄する段階のことまでをしっかりと視野に入れ、これまで以上に責任をもって行動しなければならないと感じました。また、開発課題に対するこうした技術協力の広がりは、「ソーシャル?ビジネス」の興味深い展開例としても大いに学ばせていただきました。

ハビタットひろば
「廃レンガや瓦を利用した舗装材で循環型都市を目指す」
国連ハビタット福岡本部 本部長補佐官星野幸代氏

「廃レンガや瓦を利用した舗装材で循環型都市を目指す」
-ネパールにおける試験施工-
株式会社エコシステム 代表取締役髙田実氏

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  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ