大学概要【2024年度実施分】地域福祉とインクルーシブ?デザイン

理工学部

地域福祉とインクルーシブ?デザイン
実施責任者:谷田 真

子どもたちはもちろん、あらゆる世代や障害の有無の壁を越え、インクルーシブな居場所としてコミュニティが醸成される場をデザインするプログラムである。実情に応じた家具等、内装の設えをデザインし、ものづくりワークショップの中で、学生たちによるDIYベースの制作を行う。

ACTIVITY

一宮市駅前商店街での居場所づくりに向けて、現地調査を行う

2024/12/12

愛知県一宮市の駅前商店街にて、尾州織物と絡めた、親子の居場所づくりに向けて、現地調査をしました。アーケードのスケール感を把握するとともに、尾州織物の特徴やテクスチャーも確認。合わせて、タフティング技術も工場にて見学した。これらの知見をベースに、親子の居場所づくりの具体的なデザイン検討へと入る。

居場所づくりの現場となる商店街をフィールドワーク。スケール感や場の雰囲気を把握する。

タフィティング工場とアトリエを見学。実際に工程の一部を体感することで、織物を深く理解する。

尾州織物に直接触れることで、テクスチャーを体感する。

尾州織物の産業の成り立ち、特徴など実物を見ながらレクチャーを受ける

ストリートファニチャーの制作と尾州パペットの開発

2024/12/17

一宮市駅前商店街での居場所づくりに向けて、ストリートファニチャーと尾州パペットをデザイン、制作した。ファニチャーに関しては、三角形をモチーフに、複数の家具の組み合せにより「場」を形成するデザインとした。尾州パペットに関しては、商店街のファサードから特徴となるアイコンマークを採取し、それらを尾州生地にプリントしたもので、個性的なパペットを20体制作した。

ファニチャーの一部を制作。3つの家具を並べた際の風景と、そこで生まれる場を確認した。

ファニチャーにパペットを並べた時の雰囲気を確認。パペットの他、パペットの説明用パネルも合わせて制作した。

現地での設置を想定して、8個全てのファニチャーを使って、全体構成を確認。ファニチャー同士をつなぐ、天幕も設置した。

全体構成を様々な角度から検証。合わせて、パペットやタフティング等、備品の設置確認も行った。

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