学部?大学院科目 Pick Up
経営管理研究
経営管理システムの国際比較をテーマに各国の経営管理システムの特徴について研究します。これによって日本企業の経営管理システムの独自性を明確にします。
労務管理研究
上林憲雄?厨子直之?森田雅也『経験から学ぶ人的資源管理』をテキストとして用います。毎回、担当報告者による報告をたたき台にして議論し、人的資源管理に関する理解を深めます。
情報産業組織研究
Broad Band化の進むインターネットの発展と携帯電話に象徴される Mobile化の進行は、いつでもどこでもテキストデータから動画まで自由にやり取りできるUbiquitousネットワーク時代の到来を告げています。本講義ではここまでに至る情報化の歴史と情報産業の発展、それらが企業経営や産業組織に与えた影響を跡付け、併せて今後予想される経済活動の変容についても展望します。
経営組織研究
組織の形成の初歩的な考え方および形成過程における要因について考えます。
国際経営研究
グローバル化時代における日本企業の国際経営戦略が、私たちに何をもたらすのかを考えます。
国際産業集積研究
日本企業の海外進出がますます拡大を見せる中、その成否は、進出する国?地域ごとに異なる経済環境を正確に理解し、日本企業独自の生産?経営システムをいかに適応?現地化させるかにかかっています。本講義では、アメリカ?ヨーロッパ?アジアを例に、それぞれの経済?経営環境の相違と、日本企業の現地化の取り組みについて紹介します。
経営戦略研究
経営戦略を、文献により各社の具体的事例を通しながら学ぶとともに、内容を掘り下げます。事例は基本的に個別的かつ具体的ですが、合わせて理論面も扱います。受講生の発表(輪番)と全員による討論が主です。
コーポレート?ガバナンス研究
コーポレート?ガバナンス問題は、株式会社制度の歴史と同様に古い問題です。それでは、現代のコーポレート?ガバナンスは、どのような背景のもとで、どのように議論され、実践されているのでしょうか。こうした問題を検討することによって、現在のコーポレート?ガバナンス問題の性質を経営経済的に考えます。なお、話の展開や時間の関係で講義内容を変更することがあります。
マーケティング研究
本研究では、マーケティングの発想法、理論、理念および実践の事例を踏まえたうえで、あたらしい市場の開拓ないしは変貌する市場への適切な対応策を、総合的に計画立てて実践しうる能力の獲得を目指します。
実践情報システム設計
現在の企業経営における情報システム構築の現状と問題点について、事例研究に基づいて学習します。
アジア企業研究
アジアのビジネスグループ、企業を取り上げます。
ヨーロッパ企業研究
EUが採択した各共通政策が、欧州に本拠を置く企業のEU域内?域外における事業展開にどのような影響を与えたかという点を把握します。
労使関係研究
先進資本主義諸国の労使関係は地域および国ごとに異なっていますが、英米と大陸ヨーロッパおよび日本の三類型に大別できます。本講義では下記のテキストを用いて三つの類型それぞれの特徴を明らかにし、さらに同じ類型の中に見い出される国ごとの相違をも確認します。その作業を通じて日本の世界における位置を確認します。
経営情報システム研究
経営組織における情報技術の利用形態の変遷を学習し、今後のIT利用形態の可能性を討論します。
環境マネジメント研究
環境経営イノベーションを達成している企業事例を中心に、環境経営イノベーションの要件、それを実現するための戦略や仕組みについて考察します。また、環境経営や環境経営イノベーションに取り組む企業のパフォーマンスはそうでない企業と異なるのかどうかについても検討します。
財務会計研究
この授業は、企業会計、とりわけ財務会計の基礎となる諸概念について検討するとともに、会計基準と基礎概念の関係や会計基準の体系がどのようなものであるべきかを検討することを目的とします。
コスト?マネジメント研究
本講義は、コストマネジメントのトピックスを取り上げ、コストを研究することの意義を理解することを目的とします。管理会計や原価計算を単なる計算手法として位置づけるだけではなく、経営問題をコストの視点から理解?研究することに重点を置いて講義を進めます。
国際会計研究
国際会計基準の成り立ちと現状を、理論的かつ記述的に検討するとともに、主だった国際会計基準の内容についてわが国の会計基準と比較考察します。
環境会計研究
近年、金融市場における環境問題やCSRの問題の重要性は、ますます高まるばかりです。この授業では、テキストを通して社会的責任投資の潮流を学習するとともに、環境問題における金融?投資の意義、そして社会的責任投資において有用な環境?社会情報開示とはどのようなものであるのかについて考察します。
非営利組織体会計研究
非営利組織は大別すると、プライベートセクターとパブリックセクターの2つに分類できます。 本講では前半をプライベートセクターに関する会計を扱い、後半をパブリックセクターに関する会計を扱います。
授業の進め方としては、非営利組織に関する政府等が発行する報告書等にしたがって、非営利組織の会計ルールを検討しつつ、実際に公表されている非営利組織の財務諸表を検討します。
非営利組織会計を検討するうえでは、従来から行われている予算?決算制度が財務報告制度として望ましいものなのか、非営利組織会計の企業会計化をどのように捉えるべきか、行財政改革の方向性はどのように考えれば良いのか等々の検討課題について考察します。
コーポレート?ファイナンス研究
企業の最適資本構成、資本コスト決定メカニズムおよび配当政策などのテーマについて学びます。講義では、まず、各テーマに関する基礎理論として、MM理論、ポートフォリオ理論、資産資本価格モデル(CAPM)および配当理論について順次解説します。次に、パソコンによるデータ分析を通して、現実の財務?株価データに触れることで実証面からの理解を深めます。最後に、講義テーマに関する研究論文を講読し、企業財務に関する知識を深めます。
金融システム研究
日本の金融システムの全体について解説したテキストを輪読、関連して出された課題に沿ってレポートを作成し、発表します。
金融機関経営研究
金融を取り巻く環境の変化や金融技術の進展等を背景にして、現代の金融機関は多くの課題を抱えています。この授業では、金融市場の構造、金融機関の収益構造、そして収益を支えるリスク管理について考察していきます。具体的には金融機関の機能にも注意を払いながら、米国を中心とした商業銀行と投資銀行の経営行動について、各個別金融機関レベルでの違いも明らかにしながら分析をします。